相模湖ボートワカサギ釣りで497尾 水温下がればさらに数釣り期待

相模湖ボートワカサギ釣りで497尾 水温下がればさらに数釣り期待

10月22日(土)、神奈川県相模原市にある相模湖へワカサギ釣りに出かけた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

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淡水の釣り ワカサギ釣り

相模湖でボートワカサギ釣り

出舟は天狗岩釣り案内所。受け付けを済ませ、本流筋まで曳き船をしてもらう。水深6mの位置で魚探を見ると、下半分に真っ赤な反応。

タックルは、電動リールに自作のグラス削り出しの39cm穂先の組み合わせ。仕掛けはハリス長とハリス間隔の違う袖バリ2.5号7本バリ仕掛けと、袖バリ2号10バリ本仕掛けをセット。エサは、紅白のサシを用意した。

相模湖ボートワカサギ釣りで497尾 水温下がればさらに数釣り期待ポイント図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

早々に連発

仕掛けが底に着くと同時にアタリ。アワセを入れて少し追い食いさせてから巻き上げると、7cm前後の4点掛け。もう一方の穂先も同時にピクピク動いている。こちらは同型が7点掛けと、幸先がいい。良型ではないが、4~5cmが入らないのがいい。朝から3時間は時間あたり80~100尾のペース。10時すぎに休憩を入れる。

12cm交じりでキャッチ

休憩後は水深のある場所にボートを移動させ、型を狙ってみる。魚探に反応はあるものの、なかなかアタらない。そこで、サシにカットを入れてみる。これは、サシの体液を出やすくすることに加えて、エサを小さくするための処置。普段からやっている人も多いのではないだろうか。私は、釣れているときにはあまりカットせず、釣況に応じて行っている。

カットを入れてからはポツポツとアタリが出始め、釣果が上向いてきた。サイズも10cm前後とよくなり、12cm交じりで釣れてくる。

相模湖ボートワカサギ釣りで497尾 水温下がればさらに数釣り期待多点掛け(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

日が昇ってから釣果が落ちてくるのが相模湖の傾向だが、ここをどうつないでいくかが釣果を左右する。日中は型が小さいのでエサ付けが面倒だが、赤虫を使用するのも一手だ。また、寄せエサとしてブドウ虫を使用する場合もあるが、他魚がまだ活発な今の時期は得策ではない。

12時すぎに湖上で昼食を取り、ゆっくりと休憩を入れる。周囲でもテンポよく釣れており、魚影の濃さがうかがえる。

コンスタントにヒットし497尾キープ

私の仕掛けは、ハリは袖バリと狐バリを選択。色は金か白、本数は7本、10本、14本。それにハリスの間隔とハリスの長さの違う仕掛けを揃えており、その日の釣況に応じて使い分けている。袖バリはオールラウンダー、狐バリは早掛けのハリ。金バリは見せるハリ、白バリは隠すハリ。本数は、水深のある釣り場で群れのタナが定まらない状況下で使い分ける。ハリスの間隔は主にワカサギのサイズに合わせ、ハリスの長さは食いのいいときは短いハリス、悪いときは長いハリスを使用。

最近は私も電動リールを使用しているが、穂先は自作しているため、15~80cmと市販されていない長さも持っている。芦ノ湖や西湖など水深のある釣り場で釣ることも多いので、仕掛けの長さは重要。その点、相模湖では浅いポイントで釣れるため、仕掛けの選択に迷いがない。

相模湖ボートワカサギ釣りで497尾 水温下がればさらに数釣り期待ポイントの様子(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

午後もコンスタントに釣れ続き、迎えが来た15時すぎに納竿。釣果は6~12.5cmを497尾。当歳魚も沸いている一方で二歳魚も育っており、平均サイズは7cm前後と10cm超に二分された。水温が下がって群れが大きくなれば、10束釣りも可能ではないだろうか。

<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
天狗岩釣り案内所
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年11月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。