釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能

釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能

私はラーメンが好きなので様々な場所の人気店を訪れます。そのとき、釣り道具も持参し「一粒で二度おいしい旅行」になるようにしています。今回訪れたのは山形県鶴岡市にある「琴平荘」(こんぴらそう)、ここがまさに海に隣接していていい釣り場があるんです。そこで今回は琴平荘のラーメンを紹介しつつそこでの釣果も併せて報告いたします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

アングラー「K」 

釣りを初めて30年。魚は食べることはもちろん,飼育,繁殖も大好きです。魚種の縛りなく,たくさんの魚に会いたいと思っています。

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ソルトルアー ショア

琴平荘とは

琴平荘はラーメン屋ではなく山形県鶴岡市三瀬にある旅館です。旅館なので繁忙期の6月から9月末までは宿屋として営業しておりそれ以外の期間はラーメン店として営業しているという一風変わったお店です。

釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能琴平荘の外観(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

しかしラーメン屋としての実力は折り紙付きで「お取り寄せラーメンオブザイヤー2014」も受賞しているほどです。このお店のラーメンの人気は非常に高く、平日でも2時間待ちは当たり前といった混雑ぶりです。

幻のラーメン?

私は何年も前からこの店を知っていて食べに行きたいと思っていましたが、琴平荘がラーメン店として営業している期間は自分が仕事の繁忙期。したがって関東に住む私にとってなかなか訪問できない「幻のラーメン店」だったのです。

琴平荘のラーメンの概要は自家製縮れ麺と見事にマッチしたトビウオの旨みたっぷりのすっきり醤油味、チャーシューもジューシーで肉の甘みが嬉しいという昔懐かしい系との情報です(お取り寄せではすでに食べていますけどね……)。

琴平荘のシステム

営業時間は11時~14時です。店に到着したら駐車場に駐車(駐車場所の確保もなかなか難しいのですが……)して、発券機で自分の番号をもらいます(この段階では店の中には入れず外で待つことになります)。

店内には待合室と食堂があり、時間の経過とともに入り口に待合室に入ることのできる番号が表示されます。それを確認した後待合室に待機し、その後10番ずつ食堂に案内されます。食堂入るとそこにも待機場所があり、そこから個別の番号で席に通され注文します。そしてやっと注文したラーメンを堪能することができるという流れになります。

釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能待合室の様子(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

待ち時間にライトルアー釣行

このお店が待ち時間に釣りに行けるのは、順番を待つシステムが番号を発行し呼び出されるところにあります。本来であれば行列の列から離れれば自分の順番はなくなるのですが、このお店は番号発行。そのため時間を予測して列から離れることができるのです。

この日私が店を訪れたのは某金曜日の12時過ぎ。番号発行すると116番(1グループごとの番号なので多分私の前に300人程度は来店しているものと思います)。待合室の待機が許されている番号は70番。待合室に入るまで1時間はかかりそうです。

そのため私はすぐに釣りへ出かけました。すでに知っている方も多いと思いますが、山形県の庄内地方は磯場が多く格好の釣り場です。そのため地元の太公望も多く県外からもたくさんの人が訪れます。

釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能お店の周辺はいい釣り場(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

25cmクロソイ登場

この日の私はワームのライトゲーム。約7ftのロッドに2000番のリール、ラインはPEの0.5号。

結果はすぐに出ました。ワームをキャストし根周りを探るとすぐにアタリがありました。最初の魚は13cmのクロソイです。

釣り飯紹介:山形『琴平荘』のラーメン 待ち時間にルアー根魚釣り堪能クロソイ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

この釣果から「この場所にはまだ根魚のストックはあるな……」と予測し、他の根周りを探ると「ガツン!」と大きな衝撃!根魚特有の岩の陰に潜ろうとする引き!上がってきたのは25cmのムラソイでした。

その後はフグとおぼしきエサ取りのアタリはあるものの釣果はなし……。ここで1時間が経過し待合室へ向かいました。

次のページでいよいよ念願のラーメンを堪能!!