【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?

【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?

今年の秋のアオリイカはどこを見ても好調で、どうやら当たり年のようだ。堤防、船、イカダとどの釣り場も盛況で、エギング人気は全くかげりを見せることがない。今回はその中でも混雑知らずでスレ知らず、船酔い知らずのイカダエギングについて解説したい。

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2022年のアオリイカの状況

今年は猛暑のせいか、春に生まれたアオリイカたちの成育は極めて順調のようだ。特に日本海側のイカダ、特に福井県の小浜湾に面したイカダは好調で、1組3ケタ超えや9月半ばで胴長20gを超える個体も確認されている。

一方、熊野灘に面した三重県・紀東方面でも新子サイズが多く確認されており、10月に入れば本格化する見込み。数の日本海に対して型の紀東といった感じが毎年のパターンだが、今年は数も多いようでかなり期待できそう。

【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?船に弱い人でも安心して楽しめる(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

またこのエリアは10月いっぱいで閉幕する日本海と違い、12月中ごろまで楽しめるロングラン。場所によっては、年が明けても楽しめるイカダもある。

どの釣り場でもそうだが、秋が深まるにつれて数は減ってサイズが上がってくる。

イカダエギングのタックル

タックルについては、陸っぱりで使うものと全く同じものを流用できる。

【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 編集部)

ロッド

基本的に船からのティップランと違い、キャスティングがメインとなるので、飛距離が出る8ftクラスのエギングロッドが望ましい。

リール&ライン

2500番クラスのスピニングリールに、PEライン0.6~0.8号を150mほど巻いておく。リーダーは根ズレに強いフロロカーボンラインの2号を1ヒロ程度、メインのPEラインと摩擦系のノットで結束しておく。

リーダーの先にはエギの交換に便利なスナップを結び、エギを取り付けたら準備完了だ。

エギ

2.5~3.5号まで幅広く用意しておこう。カラーはピンクやオレンジなどのアピール系からオリーブや茶色、アジカラーなどのナチュラル系もいくつか用意しておきたい。

陸っぱりと違い、イカダは足元から水深があるので、確実に底を取るためにシンカーは必須アイテムだ。エギの鼻に装着するマスクシンカーやラインアイに装着するアゴリグシンカーなどだが、重さは3~5g程度あればいい。

【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?エギは2.5~3.5号までを使い分ける(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

シンカーの重さは潮の速さや風の強さによって使い分け、確実に底を取れる重さのシンカーを装着するようにしよう。

【2022年】イカダエギング入門 陸っぱりとの釣り方の違いは水深?ハンダやマスクシンカーでウェイトアップ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

その他に必要な装備やアイテムとしては、膨張式のライフジャケット、エギや小物を入れたバッカン、クーラーボックス、帽子、偏光グラス、手拭きタオル、万が一の大物に備えたネット、釣ったイカを生かしておくスカリなど。

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