南伊豆の漁港でメッキゲーム堪能 流れ藻に苦戦するも15cm本命手中

南伊豆の漁港でメッキゲーム堪能 流れ藻に苦戦するも15cm本命手中

9月4日(日)、静岡県南伊豆の下流港で、メッキのルアーフィッシングを楽しんだ。遠くにある台風の影響なのか、外海は荒れており、港内も濁りが強かった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

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ソルトルアー ショア

南伊豆でメッキゲーム釣行

前回の釣行では、西伊豆を中心にチェック。今回は、南伊豆の状況をみることにした。

西伊豆経由で車を走らせるが、前回よかったサーフは大荒れで、とても釣りができる状況ではない。そのまま海岸線の様子を見ながら、南伊豆エリアへと向かう。

南伊豆も同じく荒れているが、場所によってはウネリを避けて釣りができそうだ。しかし、防災訓練や草刈りをしている場所が多く、釣りで立ち寄るのには気が引ける。

何カ所か見て回ったのだが、下流港でキャストしてみることに。右側のスロープは、川の流れ込み部分が強烈な濁りで、とても釣りになる感じではない。すぐに諦めて、左側のスロープへと移動した。

流れ藻に苦戦

こちらも濁りは強く、表層には流れ藻がたくさん漂っている。さすがにこの中をキャストするのは難しい。それでも他の場所は期待できそうにないので、集中して流れ藻の合間を縫うようにキャスト&リーリング。

南伊豆の漁港でメッキゲーム堪能 流れ藻に苦戦するも15cm本命手中釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

しかし、流れ藻がルアーに引っ掛かりすぎて釣りにならない。潮はいい感じで動いているので、もう少し粘ってみることにした。

ふと顔を上げて前を見ると、スロープエッジは思ったほど濁りが強くないことに気がついた。流れ藻も少し離れた場所にまとまっているので、ピンポイントを狙えば何とかなりそうだ。

立ち位置を考えながら、着水位置とトレースコースを決めてキャスト。風が少し強めなので、ロッドでトレースコースをコントロールしながら連続トゥイッチで探る。

メッキ15cm級をキャッチ

すると、そこを狙った1投目からガツンとひったくるようなアタリ。ラインの先では、ギラッ!とメッキの輝きが見えた。

一気に抜き上げると、15cmほどのロウニンアジだ。スロープエッジに居着いていたのだろうか、あっさりとヒットしたので拍子抜けだ。しかし、狙い通りの位置で結果が出たので、なかなか気分がいい。

その後も同じように、スロープエッジの超浅場を狙い、流れ藻を避けるようにトレース。ロウニンアジ1尾と、ギンガメアジ2尾を追加することができた。

もう少し海が落ち着いてくれば、メッキの群れも集まり始めるだろう。ベイトフィッシュが接岸してくれば、月末から来月にかけて大きな群れに出会えそうな気がする。

<週刊つりニュース関東版 野地文雄/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
下流港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年9月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。