子供と一緒に小アユ釣りを満喫 初挑戦でも本命170匹ゲットに笑顔

子供と一緒に小アユ釣りを満喫 初挑戦でも本命170匹ゲットに笑顔

7月24日、滋賀県彦根市の犬上川で小アユ釣りに挑戦してみた。午前6時に到着すると、誘ってくれた浅井さんが迎えてくれた。日焼け止めや虫除けで準備万端。マリンシューズに履き替えて釣り場に向かう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・吉田えみ)

アバター画像 TSURINEWS編集部

淡水の釣り アユ釣り

犬上川で小アユ釣り

私にとって初めての小アユ釣り。川釣り経験も少なく道具も分からない状態だったが、河原に出ると全てセッティングされており、あとは釣るだけだった。

エサをラセンに握り付けたら上流へ投げ込み、下流へ流す。アタリはウキの動きで判断する。と説明を受け、あまりのシンプルさにびっくり。そして、エサは釜揚げシラスとパン粉を混ぜたものと聞いて、スーパーでも買えるとまたビックリ。

初挑戦でも次々ヒット

「はいどうぞ」と小アユ釣りのスタート。川は浅く仕掛けが川底に当たるため、ウキが常に上下に動いてアタリが全く分からない。ウキを流し切って引き上げるときに小アユが付いていればラッキー。最初はいまひとつコツをつかめなかった。

それでも小アユは釣れてしまう。仕掛けは白いビーズの付いた3本バリで、時には複数の小アユが同時に釣れてくる。そんな手軽さに、だんだんと夢中になっていく。少し手こずったのは、小さなハリに掛かった小アユを外すとき。それも数をこなせば慣れてくるもので、釣ってはカゴへ、釣ってはカゴへ。

子供と一緒に小アユ釣りを満喫 初挑戦でも本命170匹ゲットに笑顔暑さも苦にならず快適(提供:週刊つりニュース中部版APC・吉田えみ)

結局この日は最後まで小さなアタリを取ることはできなかったが、ウキがグンと沈む大きめのアタリや、水の流れとは明らかに違った動きをするアタリが区別できるようになり、ますます楽しくなっていった。

楽しみながら170匹キャッチ

8歳の娘にやらせてみると、あっという間にコツをつかんでどんどん釣っている。難しいこともあってか普段の海釣りでは釣りを楽しめない娘が今日はとても楽しそう。

子供と一緒に小アユ釣りを満喫 初挑戦でも本命170匹ゲットに笑顔楽しみながら連続キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・吉田えみ)

エサの付け方が簡単。エサが臭わない。仕掛けのトラブルがほとんどない。ただただ簡単で、ただただ楽しい素敵な釣りに出会ってしまった。

夢中になって釣っているうちに、いつの間にかカゴの中は小アユでいっぱい。氷でしっかり冷やして持ち帰り、数を数えると、なんと170匹。

天ぷらは絶品

早速天ぷらにしたところ、臭みのないふんわりとした身のおいしさと衣のサクサク感。このサイズならではの食べ方がとてもおいしくて驚いてしまうほどだった。

今回は水に入る格好で行ったため、足元は水の中。よく晴れた日差しのなか、蝉の鳴き声を聞きながらの釣りだったが、足元ひんやりで暑さも苦にならず何時間でもできてしまう。

子供は時々近くに立てたテントの中で休憩しながらまったりと釣りを楽しんでいる。「こんな楽しい夏の過ごし方があったなんて」と感動してしまう今回の釣行だった。

<週刊つりニュース中部版APC・吉田えみ/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
犬上川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年8月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。