地磯でのフカセ釣りで42cm頭にグレ14匹 遠投でエサ取りを攻略

地磯でのフカセ釣りで42cm頭にグレ14匹 遠投でエサ取りを攻略

4月3日(日)、和歌山県白浜町の地磯へグレ釣りに行ってきました。分離作戦でエサ取りをかわし、30cm~42cmまでのグレを14匹。遠投で尾長が連発した当日の釣りの模様をリポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター中上雄介)

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中上雄介

和歌山県内をホームとして活動してます。グレ釣りがメインとなりますが、アオリイカのヤエン釣りやタチウオのウキ釣りなど、四季を通じて様々な釣りを楽しんでます。よろしくお願いします。

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海釣り 磯釣り

地磯でグレ狙いフカセ釣り

当日は昼から雨予報でしたが終始曇りで風もなく心地良かったです。初めて行く地磯だったので情報も無く、私が1番ワクワクするパターンの釣りでした。潮の流れはあまり動かず左右にフラフラという感じで7時前に満潮、13時頃に干潮で中潮でした。

朝6時半頃に釣り場へ到着し7時過ぎからフカセ釣りを開始しました。足元にはハエ根が見えており、まきエサを打つと小魚がチラホラ見えました。特に風や波もなく、まずは情報取集をするためにセオリー通り2ヒロにタナを設定して足元からスタートしました。

釣り場紹介

今回の場所は、白浜にある小島という磯で、三段壁を超えて少し行くと綺麗な駐車場があります。グレ釣り以外にもアオリイカ、石鯛、イガミ釣りのポイントだと地元の方に教えて頂きました。

駐車場から釣り場まで10分かからないくらいの所でアクセスも抜群に良く駐車場もあるのでビギナーの方も行きやすいのではないかと思います。

当日のタックルとエサ

タックルは図のものを使用。南紀の磯でよく使用するロッドとリールで、ウキはあまり水深が無さそうだったので0号でフワフワと落とす作戦です。

地磯でのフカセ釣りで42cm頭にグレ14匹 遠投でエサ取りを攻略タックル図(作図:TSURINEWSライター中上雄介)

道糸とハリスは遠投もあり得る磯だったので1.5号を使用しました。針は時期的にチヌも想定してのTKOを使用しましたが結果的に口太と尾長が当たってきたので、口太用の針だとチモト切れしてたかもしれなかったです。

当日のエサ

オキアミ 3kg×3枚 全解凍
配合エサ
沖打ちスペシャル 1袋
グレパワーV10 1袋
グレパワーV10sp 1袋
さしエサにスーパーハードMとくわせオキアミスペシャルMを使用。

地磯でのフカセ釣りで42cm頭にグレ14匹 遠投でエサ取りを攻略使用したエサ(提供:TSURINEWSライター中上雄介)

まきエサパターンの意図としては、足元や遠投も対応でき、なおかつ白の配合エサは先打ちスタイルの私の釣り方にはとても見やすいです。特に遠投の際にはまきエサの打った所が1発で見えるので、さしエサを合わせやすいのが特徴です。これからの時期の和歌山は遠投必須だと思うので、このパターンも増えてくるかと思います。

エサ取りをチェック

初めはネオセレクト0号をつけてオモリ無しで開始。魚の姿こそ見えないものの、足元で1投目からアタリがあり20cm程の尾長グレでした。これも立派な情報取集です。

そこから同じことを数投繰り返すと、先程と同じサイズの尾長グレとベラとフグ。今回のエサ取りはこの3魚種だと言うことがわかりました。そこで、エサ取りは手前に寄せ、沖で大きいグレを誘う作戦にしました。

遠投で尾長グレ連発

釣り場は海から約5.6mほどの高さがありました。釣り開始から40分くらい経った頃。沖合20~30mの所にシモリがあるのが見えました。そこでウキをブランクレス0号に交換し、遠投に切り替えます。

すると、30cm超えの尾長グレがヒット。同じポイントへ直で入れると、連発です。釣れる魚のほとんどは尾長グレで季節の変わり目を感じました。

地磯でのフカセ釣りで42cm頭にグレ14匹 遠投でエサ取りを攻略連発でヒットした(提供:TSURINEWSライター中上雄介)

釣り方のポイントは手前に4~5発まきエサを打ち、自分の釣りたいポイントへ2~3発。この間はまきエサをこぼさないように塊で打つのがオススメです。エサ取り達がこぼれたまきエサへ行ってしまうからです。

遠投に適したウキが的中

ウキを変えた意図としては、ブランクレスは非常に自重があり、遠投もかなりできることから今回の釣りで使用しました。今後、遠投の釣りが多くなるので使用が増えてくると思います。

このような自重のあるウキがあるだけで遠投にも対応できるので常に持っていくようにはしています。

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