ジグヘッドで楽しむ穴釣りのススメ 【3大ターゲットと食べ方を紹介】

ジグヘッドで楽しむ穴釣りのススメ 【3大ターゲットと食べ方を紹介】

通常「ブラクリ」を使うのが一般的ですが、ルアーマンならジグヘッドで「穴釣り」を楽しんでみませんか。そして、釣りのあとは料理を堪能しましょう。釣ってよし!食べてよし!の、楽しい穴釣りについて紹介します!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

アバター画像
無道寺辰哉

伊豆エリアを中心にソルト・リバー・レイクのフィールドを釣り歩いています。青嵐ルアーフィールドスタッフ。

×閉じる

ソルトルアー ショア

穴釣り最有力ターゲット「カサゴ」

穴釣りの最有力ターゲット「カサゴ」。目の前にきたものを丸のみにする習性があるため、比較的簡単に釣れるターゲットです。

できるだけ穴の奥底まで探りあてて、最大級のカサゴを狙いましょう。15cm以下の個体は今後の成長のためにもリリース推奨です。

ジグヘッドで楽しむ穴釣りのススメ 【3大ターゲットと食べ方を紹介】カサゴ(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

おいしい食べ方

カサゴはほとんど全ての部位を食べられます。鱗、エラ、背鰭と臀鰭にある大きなトゲを除けば、あとは全て食べられます。ヒレや小骨までそのまま食べられる唐揚げや煮魚がおすすめです。卵や内臓も食べられます。

釣れるとうれしい「ソイ」

漁港内の小さな割れ目などに潜んでいる「ソイ」は、消波ブロックの穴打ちとは違い投げて底を探ることでヒットしやすいターゲットです。

消波ブロックの中にも潜んでいますが、ソイだけを狙って釣るのは難しいので、穴打ちでヒットするととても嬉しいです。

ジグヘッドで楽しむ穴釣りのススメ 【3大ターゲットと食べ方を紹介】ソイ(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

おいしい食べ方

大きなソイほど脂が乗っておいしく、釣れるとうれしい魚になります。そして、ソイは炙ると抜群に食べやすさが上がります。唐揚げや煮付けもよく、火を通すほど身がしまって旨味も出てきます。

刺し身で食べる際は、数日熟成期間を作って水分を抜いてからの方が、弾力も旨味も飛躍的にアップします。

海のギャング「ウツボ」はおいしい!?

グロテスクな見た目とは違い、実はかなりおいしい「ウツボ」です。ギャングと言われているにもかかわらず、性格は臆病で自分から攻撃してくることは滅多にありません。

穴から頭を出していることが多いので、鼻先でジグヘッドを動かしていると食い付きます。かなりのパワーファイトを楽しめますが、ラインブレイクに注意しましょう。

ジグヘッドで楽しむ穴釣りのススメ 【3大ターゲットと食べ方を紹介】ウツボ(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

おいしい食べ方

骨が多いため捌くのに慣れが必要です。食べ方はタタキや蒲焼、唐揚げや塩焼きがおすすめです。タタキの場合は、水で冷やさないほうが旨味が逃げません。

皮の部分の独特な食感、身はあっさり、と海のギャングらしからぬ上品さを持っています。

<無道寺辰哉/TSURINEWSライター>