コマセ五目釣りでマダイ&ワラサ好打 イナダはトップ20尾超え 

コマセ五目釣りでマダイ&ワラサ好打 イナダはトップ20尾超え 

「年末年始に赤い魚で彩りを!」と意気込み、昨年の12月29日(水)、東京湾・剣崎松輪あまさけやからマダイ&ワラサ狙いで納竿釣行を楽しんだ。私はイナダ1尾と悔しさが残る結果だったが、船中釣果はイナダ1~20尾超え、マダイ1~3尾となった釣行をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 佐藤淳)

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久里浜沖でコマセマダイ&イナダ

参加者は同僚に釣友を加えた6人。今回はあまさけや丸での仕立船であることに加えて、春の乗っ込みシーズンにも同行したメンバーなので、余計な気をつかうこともなく、釣りに没頭できるのがいい。

5時30分すぎ、現地に到着すると、駐車場はほぼ満車状態。すでに港は多くの釣り人でごった返している。手早く準備を済ませて船着場へ移動。右舷、左舷それぞれ3人に分かれて釣り座を確保し、船宿支給のオキアミの解凍、タックルのセッティングを各々のペースで進める。

開始早々イナダ顔見せ

予定よりも少し早い6時45分ごろに出船。イナダの群れが入っているという久里浜沖を目指す。航程20分ほどで水深40~50mのポイントに到着。事前の情報通りイナダの魚影が濃いようで、大船団ができている。

コマセ五目釣りでマダイ&ワラサ好打 イナダはトップ20尾超え イナダの群れを追って大船団に(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤淳)

船長の「まずはイナダ仕掛けで。上から40mでやってみてください」の指示が出てスタート。開始早々、右舷ミヨシの同僚にファーストヒット。上がってきたのはイナダで、ビタビタビタビタッとヒレが船の床を叩く音が聞こえてくる。間髪入れず、左舷ミヨシの灰野さんもイナダをキャッチ。幸先のいいスタートに、船中一気にヒートアップ。

我慢の時間から待望の本命

しかし、この日は後が続かない。ぽつぽつとアタリはあるものの、上がってくるのはゲストのサバフグばかり。活性が低いのか、本命たちはなかなか口を使ってくれない。灰野さんが孤軍奮闘して数を伸ばすが、ほかのメンバーは我慢の釣りが続く。

開始から2時間が経過したころ、左舷胴の間の米谷さんがマダイをゲット。小型ながら待望の本命登場に、皆のやる気モードは全開に。

コマセ五目釣りでマダイ&ワラサ好打 イナダはトップ20尾超え 待望の本命登場(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤淳)

すると、右舷胴の間の生田さんにイナダがヒット。続いて左舷トモの今井さんにも同魚がヒットし、この時点で1尾も釣れていないのは私一人に。

コマセ五目釣りでマダイ&ワラサ好打 イナダはトップ20尾超え イナダキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤淳)

そんな折、船長から「マダイ仕掛けに変えてみましょうか」とアナウンス。何かしらの変化が必要と感じていた私にとっては、まさに渡りに船。仕掛けとエサを変えて、赤い魚のアタリを待つ。しかし、魚の反応なく、私の負のオーラが伝播したように全員のアタリが遠のいてしまう。

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