江ノ島湘南大堤防が一部立ち入り禁止に 先端部で見つかった亀裂が原因

江ノ島湘南大堤防が一部立ち入り禁止に 先端部で見つかった亀裂が原因

ファミリーに人気の釣り場江ノ島湘南大堤防が、先週18日に見つかった波止先端部の目地の開きが原因で、現在立ち入り禁止になっています。釣行の際はご注意を!

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(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

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江ノ島湘南大堤防

江ノ島湘南大堤防は江ノ島の湘南港にある堤防で、正式名称は「本船岸壁」といいます。先端には湘南港灯台(白灯台)があり、相模湾が一望できるため観光客に人気の場所ですが、釣り場としても人気のスポットで、休日にはたくさんの釣り人が竿を出しています。

海に突き出た幅45m、長さ100mほどの堤防で、両サイドで釣りを楽しむことができます。

今からの季節はイワシや小サバ、アジといったサビキ釣りの定番ターゲットのほか、投げ釣りではキス、フカセ釣りではクロダイやメジナ、ルアーではワカシやイナダ、ソウダガツオ、カマス、アオリイカなどが狙えます。

江ノ島湘南大堤防が一部立ち入り禁止に 先端部で見つかった亀裂が原因根本側から湘南大堤防を望む(提供:TSURINEWSライター野中功二)

大堤防が立ち入り禁止に

そんな江ノ島湘南大堤防ですが、先週18日に波止の北側から東側にかけて20mほどの範囲で、最大10cmほどの目地の開きが見つかったため、現在安全確保と調査のため立ち入り禁止の措置が取られています。

神奈川県の砂防海岸課に確認したところ、「現在原因を調査中で、再開の見込みは立っていない。原因が判明し必要な対策を行って安全が確認された場合は立ち入り禁止は解除するが、場合によってはしばらくかかるかもしれない」との話でした。

一部でサオ出し可能

堤防への立ち入りが禁止となっているため、現在サオを出せるエリアは、南面の一段高くなっている部分と(足場が高いので注意)、本船岸壁から北に続く岸壁約30mほどのみとなっています。立ち入り禁止の場所にはバリケードが設置されています。

江ノ島湘南大堤防が一部立ち入り禁止に 先端部で見つかった亀裂が原因引きで大堤防を望む(提供:TSURINEWSライター野中功二)

同地は、東京オリムピックの開催でしばらく封鎖されていたのが明けたばかり。ファンには残念な知らせですが、ルールを守って楽しみましょう。また、釣行予定の方は釣りエリアを確認してから出かけましょう。

<TSURINEWS編集部/中西>

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