ビギナーが「魚の王様」マダイを釣るために:コマセ釣りが最適なワケ5選

ビギナーが「魚の王様」マダイを釣るために:コマセ釣りが最適なワケ5選

ビギナーがファーストマダイをキャッチするためにベストな釣り方はどの釣法なのか考察してみましょう。今回は筆者おすすめのベストな釣法を解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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コマセマダイ釣りがオススメ

純粋にファーストマダイをキャッチすることを重視するのであれば、筆者的に一番オススメはコマセマダイ釣りです。理由は5つあります。

ビギナーが「魚の王様」マダイを釣るために:コマセ釣りが最適なワケ5選コマセマダイがおすすめ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

1.釣り方が確立している

まずコマセマダイ釣りは海域や遊漁船ごとにスタンダードなタックルや釣り方(メソッド)がある程度確立してるように思います。

ハリスの号数や長さ、クッションゴムの太さや長さ、オモリの重さが明確に規定されている遊漁船ではその指示通りのタックルにすればマダイを手中にできる可能性が高くなります。また、タナも都度明確に指示されます。

2.テクニカル要素が少ない

次に技術面です。他の釣法ではロッドアクションやリーリングテクニックなどテクニカルな要素が大きいのに対して、コマセマダイ釣りでは極めれば奥深さはあるものの、置き竿でも釣れてしまうようなお手軽さがあります。

3.チームワークを感じられる

また、コマセマダイ釣りは乗船者全員でタナを守ってマダイを誘うというチームプレーの要素が大きいため、なんとなく乗船者同士仲間意識が生まれアドバイスやサポートが得られやすい気がします。

4.全員安打が多い

あくまでも筆者の体感ベースになりますが、コマセマダイ釣りでは他の釣法に比べて「全員安打」が多いような気がします。ビギナーにもおおいにチャンスありといえます。

5.日本各地でトライできる

コマセマダイは日本各地に多くの遊漁船があり、どの地域でもトライしやすいという点もビギナーにとっては魅力だと思います。外房や茨城沖などコマセ釣りが禁止されているエリアではテンヤ釣りが主流となっています。

船宿選びが重要

できればビギナーの面倒をよく見てくれる船長さんの船に乗りたいものです。手掛かりはホームページやブログの中から探します。

過去の釣果情報に「全員安打」とか「ボウズなし」というワードが多いこと。ボウズの人がいたときに、申し訳なさそうなコメントがあること。こんな船長さんは全員に釣ってほしいという思いが強い方なので、アドバイスを求めればいろいろ教えてくれたりサポートしてくれたりするかもしれません。

ビギナーが「魚の王様」マダイを釣るために:コマセ釣りが最適なワケ5選船宿を吟味しよう(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

それからタックルをしっかりと細かく指定してある船のほうが安心です。ハリスの号数、長さ、ビシやステン缶の重さが明確に指示されているほうが事前準備をしっかりできます。

前述のようにコマセマダイ釣りは乗船者全員のチーム戦のため、明確な指示がなく乗船者がおのおの勝手なタックルでやっている場合はチームプレーが成立しない場合があります。これは釣果に影響します。

次のページでは入門釣行に最適なシーズンを紹介!