今さら聞けないメバリングのキホン:全ての所作で「静」を意識しよう

今さら聞けないメバリングのキホン:全ての所作で「静」を意識しよう

メバルは静かに釣ることで釣果が伸ばせる。釣り方もだが、釣り人の所作もそうだ。ちょっとした金属音や足音に敏感な魚なので、特に静かなポイントでは注意したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ソルトルアー ショア

音に敏感なメバル

メバルは表層につく魚だ。そのため、他の魚の何倍も音に敏感である。通常、話し声やちょっとした物音は、海面が弾くといわれる。ただ、メバルには確かにそういう音が聞こえているようで、私も実際に魚の姿を見ていて、物音を立てた瞬間に逃げられたという経験を何度もしている。

それでなくても、特に定点で釣る場合、足音は蓄積して海中に伝わるといわれる。ワンポイントでしか釣りができない場合は、そのポイントのメバルは早めにスレてしまうので、よくよく物音に注意して釣ろう。また場をスレさせないように、波動の大きいシャッドテールのワームを投げない、コースをそらして打つ、レンジを少しかえながら釣る……という方法で段階的に釣れる個体を釣っていきたい。

今さら聞けないメバリングのキホン:全ての所作で「静」を意識しようリトリーブも静かに(提供:WEBライター・井上海生)

釣り人の影を見せない

常夜灯下ポイントでは、釣り人の影を見せないことも大事だ。実際、そんな場所では、意識しているアングラーも多いようで、若干足場側に下がって竿を出している人をよく見る。

メバルのその大きな目はダテではない。実際に目が利くといわれる。釣り人の姿はきちんと目に入っているはずで、一度表層で見るとスッと深くに身を隠したりする。そしてメバルは群れで動く魚で、おそらく魚どうしの交感があるのだろう。一度釣り人の影を見せてしまうと、群れ全体にプレッシャーがかかって釣りにくくなる印象がある。

常夜灯下では水面に釣り人の影を見せないように、やや足場側に後退して釣ろう。いや、これは常夜灯下だけではないかもしれない。

今さら聞けないメバリングのキホン:全ての所作で「静」を意識しよう常夜灯下では人影を落とさない(提供:WEBライター・井上海生)

真っ暗闇ポイントでも、メバルにはこちらの気配が感じ取られていると思い、慎重に動いた方が良い。釣りでは「座ると釣れない」とジンクスのようにいわれるが、メバルは実際にそうだろう。まさか波止際で座って足をブラブラさせて釣っていると、足元の魚からその一帯の魚までスレてしまうと思った方が良い。

釣り方は「止め」を意識

レンジキープ術はメバリングの最上の釣法だと思う。軽量リグ(ジグヘッド0.6g程度)を投入して、表層で止める。竿先の操作はほとんどしない。ただ、竿を上に差し上げるようにすると、振り子の要領で表層をレンジキープしたまま、リグがこちら側に戻ってくる。その途中でメバルのバイトがくる。

リーリングは、振り子の要領で戻ってくる分のラインスラックを取るだけ。水中で糸鳴り音がしないように、静かに適切な量を巻き取る。

ちなみにオープンウォーターに投げると、同じ釣り方でアジが食ってくるので、習得しておいて損はない釣法である。

今さら聞けないメバリングのキホン:全ての所作で「静」を意識しようレンジキープはアジにも有効(提供:WEBライター・井上海生)

リリースも静かに

釣ったメバルをリリースする時も静かにしたい。ボトンとその場に放り投げるようにリリースすると、確実に周囲のメバルにプレッシャーがかかる。少し離れた場所で、水面近くに優しく放すようにしよう。

ただ、どれだけ優しくリリースしても、その個体は元の場所に戻る可能性もあるので少し考えたい。あるいはアジと同じように、ある程度は水汲みバケツに入れておいて、釣りきった時点で離れた場所にリリースした方が良いかもしれない。ちょっと面倒ではあるが、その方が確実だ。

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