アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】

アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】

7月19日、福岡・北九州市若松の脇田漁港から天力丸にて、アジの泳がせ釣りへ。早々に大型ボッコ(カサゴ)が登場。その後もアコウ、マハタなど大物が続々!

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代)

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船釣り エサ釣り

天力丸で泳がせ釣り

福岡・北九州市若松の天力丸からアジの泳がせ釣りへ。午前3時30分に集合して、乗り合いでご一緒する人たちにあいさつしてから船に乗り込みます。

アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】筆者の仕掛け(作図:週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代)

準備を整えて午前4時に出発。まずはエサのアジ釣りからスタートです。脇田漁港からすぐのアジポイントで、船長が用意してくれているエサを使い、サビキでアジを釣っていきます。

水深10~16mの場所で、一斉にアジを釣っていきます。ベテランの人が「今は9mでアタるよ」と教えてくれたので、ピンポイントで狙いを定めて落としていくと、ぽつぽつとアジが釣れました。

ボッコ(カサゴ)49cm浮上

何とかエサのアジを確保したところで、船長から移動の合図。約1時30分移動して、角島沖(山口県下関市)のポイントに到着。船長の合図で一斉に仕掛けを落としていきます。着底してから1巻きして、たまにコツンと底を取れるぐらいで、何度も底を取り直し、アタリを待ちます。

エサのアジが大きく暴れ、しっかり食い込むのを待ってサオを上げようとしたところ、根に入られてしまいました。ラインを緩めて少し待っていると、根から出てきてくれたのか、ラインを巻くことができたので、急いで回収しようとするも、激しい抵抗があります。

巻き上げスピードを落としつつ慎重にやり取りをすると、上がってきたのは49cmのボッコ(カサゴ)。「いいサイズだね」と同船の人が声を掛けてくれました。

アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】激しいファイト見せたボッコ49cm(提供:週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代)

アコウ52cmがドラグ滑らす

次のアタリを狙い、仕掛けを落としていくも、アタリが小さく、なかなか取りきれません。エサだけ持っていかれたり、アワセが早く、かじられただけで終わってしまったりと、なかなか釣りきれなかったです。

冷静になろうと深呼吸してアタリを待っていると、アジが暴れた後、小さいコツンというアタリに思い切りフッキング。ガンガンと抵抗があり、慎重にラインを巻いていきます。

抵抗の大きさに大物と確信。固く設定しているドラグからラインが出されるほどの引きに期待は高まり、やっとの思いで上がってきたのは大型のアコウ。計測すると52cmと、うれしい高級魚に思わずニッコリ。

アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】アコウ52cmゲット(提供:週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代)

ヒラメ・マハタなど多彩釣果

同船の人たちもヒラメやマトウダイ、チカメキントキなど多彩な魚が釣れていて、私もタカバ(マハタ)を1尾追加して納竿となりました。

アジの『泳がせ釣り』で52cmアコウにマハタなど多彩釣果【角島沖】ラストを飾ったタカバ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代)

今回はエサのアジでも大きいのがいたので、マアジとアオアジを1尾ずつ持って帰りました。

思わぬ大物にも出会えるアジの泳がせ釣り。初心者でも船長が丁寧にレクチャーしてくれるので、安心して楽しむことができます。ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね。

<週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代/TSURINEWS編>

▼この釣船について
天力丸
この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年8月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。