投げ釣りでシロギス狙い 18cm頭に30尾オーバー【大分・羽根港】

投げ釣りでシロギス狙い 18cm頭に30尾オーバー【大分・羽根港】

6月8日、大潮。天気が良かったので、大分県豊後高田市香々地・羽根港へキスの投げ釣りに行った。数釣りを堪能した釣行の模様をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

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海釣り 堤防釣り

大分・羽根港でキス狙い

6月8日大潮。天気が良かったので、大分県豊後高田市香々地・羽根港へキスの投げ釣りに行くことに。

自宅を午前4時に出発し、途中に釣具店で赤ゴカイ40gを購入し、釣り場には5時20分に到着した。当日は干潮が4時20分ごろ、満潮が10時10分ごろであり、満潮までには納竿する予定にしている。

投げ釣りでシロギス狙い 18cm頭に30尾オーバー【大分・羽根港】ポイント図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

赤ゴカイで数釣り

5時30分、波止の先端で釣り開始。赤ゴカイに投げ釣りパウダーをまぶし、思い切って4色(100m)遠投する。着底して数メートルゆっくりサビくとブルブルとしたアタリ。その後、グググーッとサオ先を引き込むキス独特のアタリがでた。

掛かったのを確認し、20mほどサビくがあまり重みがない。巻き上げてみると10cm級のキスがダブルで釣れたが、ハリ掛かりが良かったのでリリース。2投目以降もミニサイズばかりで、4連続ヒットもすべて10cm級のキス。もちろんハリをのんだキス以外はリリースした。

数は良いが型が悪い……。どこに投げても同じようなサイズしか釣れず、近投ではまったくアタリがなかった。

遠投で18cm級キス

そこで、堤防の根元に戻ることにした。移動後の1投目、サオ先をブルブルと元気良く震わせるアタリ。そして、当日一番の重みがあり、巻き上げ途中で軽い締め込みもある。上がってきたのは18cm級のキスだった。小型が続いただけに、まずまずのサイズでもうれしい。

投げ釣りでシロギス狙い 18cm頭に30尾オーバー【大分・羽根港】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一)

この日は100mほど遠投した方が良く、ここでも近投ではアタリがなかった。私がよく釣っているからか、いろいろな人から質問を受けたので知っている情報はすべて伝え、希望された人にはキスをプレゼントした。

国東半島のキスは小型中心

今年の国東半島のキスは数が釣れる代わりに小型が多いそうだ。羽根港だけでなく、近くにある国東市国見の竹田津港や伊美港なども同じような状況だったと教えてもらった。ここでも数は釣れるが型はあまり良くならず、リリースしたキスは10尾近くいた。

こんなにリリースしたのは何年ぶりだろう……。まだ釣れるような状況だったが、エサがなくなったので8時30分に納竿とした。

最終釣果

当日の釣果(リリースした魚は除く)はキス11~18cm24尾だった。リリースを含めると久々の30尾オーバーであり、数釣りが楽しめた釣行だった。今回、帰り際の清掃でサビキ仕掛けが波止の上に捨てられていた。危険なのでやめてほしいし、気づいた人は持って帰ってくれるとありがたい。もちろん、今回は私が持ち帰って処分した。

<週刊つりニュース西部版 APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
羽根港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年7月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。