バス釣りにおける『フィネス』上達法5選 深度により握り方を変える?

バス釣りにおける『フィネス』上達法5選 深度により握り方を変える?

バスのフィネスフィッシングは難しい。そう思っている人に向けて、5つの上達法を紹介します。理解すれば、きっと釣果に反映されるはずです。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・M_STYLE)

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M_style

バス釣り歴15年。年間2000本を目標に頑張ってます。ボートと陸っぱりの半々で釣行を行なっております。釣行日数は年間100日に迫ります。私の経験が参考になれば幸いです。

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ルアー&フライ ブラックバス

フィネスの特徴

「繊細かつていねいにアプローチできる」というのがフィネスの一番の強みです。魚が簡単に口を使ってくれない真っ昼間など、タフな状況下でも起死回生の1尾をもたらしてくれます。リアルベイト(本物のエサ)に近いシルエットや波動のワームも多く、アプローチを間違わなければ、今までが嘘のように簡単に魚をキャッチすることができます。

ですが、良い面があれば必ず悪い面もあります。魚のサイズが選べない、ラインブレイクの危険がある、単純な波動だけでは反応させられない、などフィネスの釣りの特徴を十分に理解しなければなりません。

フィネスで大型魚も捕れる

簡単な話にはなりますが、デカい魚だけを狙っているのであれば、デカいルアーやワームを投げれば良い。ラインブレイクをさせたくないのであれば、ラインを太くすれば良い。リアクション要素を追加したいのであれば、適したリグを投入すれば良い…確かにその通りです。

ですが、アプローチ次第では繊細なフィネスでもデカい魚も釣れますし、ラインブレイクもせず確実に魚を手にすることができます。それが理解を深めた究極のフィネスなのです。

フィネスの難しい点

誰でも簡単に釣れてしまうバスフィッシングの時代は終わりました。人気フィールドでは釣り人が溢れ、いろいろな釣り方を試しても、1匹もキャッチできないことも少なくありません。フィネスの釣りでも同じことが言えます。誰でもフィネスをやれば釣れる、ということでありません。

例えば、100%釣れるエサで釣りをしていても、そこに魚がいなければ釣れませんよね。バス釣りをしていて一番に考えることは、そのフィールドのバスの食性やシーズナルパターンです。

「ここのポイントは水の流れが効いていて、魚にとって居心地が良さそうだ」、「このポイントであれば、エビなどの甲殻類を捕食してそうだ」、「今の時期なら深場から浅瀬にすぐ上がって来ることができる、このポイントに居そうだな」など、必ず釣れるイメージをすることが大切です。

フィネスのタックルバランス

フィネスの強みを最大限に生かすためにも、タックルバランスはとても重要。ロッドのパワーやラインの太さ、扱うルアーによってかえていくことが多いです。

バス釣りにおける『フィネス』上達法5選 深度により握り方を変える?使うルアーによりタックルは様々(提供:WEBライター・M_STYLE)

私が一番繊細なフィネスを行う際のタックルは
・ロッドパワー:UL(ウルトラライト)
・スピニングリール:2000SH
・ライン:3lb
という組み合わせになります。

オールラウンドでフィネスの釣りをしたいのであれば、
・ロッドパワー:L(ライト)
・スピニングリール:2500SH
・ライン:4lbまたは5lb
の組み合わせがベストだと思います。よりフィネス寄りに持っていくのであれば迷わず4lbでOKです。

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