春は霞から。関東ヘラブナ今週の推薦釣り場【茨城県花室川】

立春を過ぎ、暦の上では春になったが、最強寒波や大雪などで厳しい寒さが続いている。そのような状況下でも春の便りが届き始めたのが茨城稲敷郡阿見町土浦市を流れる花室川だ。現在、産卵を控えた霞ヶ浦産良型地ベラが日を追うごとに遡上してきている。〝春は霞から〟。開幕間近でリスクは低くないが、一足早い春を感じに行こう。

この記事は『週刊へらニュース』2018年2月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

概要

流域面積が茨城県の3分の1を占める霞ヶ浦は、平均水深が約4mと浅いため、比較的水温の上昇が早い。

そのためか魚は動きだすのが早く、例年2月初旬から流入する河川に魚が入り始める。

花室川もその一つで、数は少ないものの良型が顔を出し始めている。

同川は西浦の南西部に注ぐ一級河川で、総長は約10km。

最上流部はつくば市で、釣り場として開拓されているのは阿見町~土浦市にかけての下流域。

野地が豊富で雰囲気はよく、乗っ込み期には多くの釣り人でにぎわいをみせる。

霞ヶ浦産の迫力満点の良型地ベラが相手で、40cmクラスはもちろん、尺半の実績もある。

ここ数年低迷していたフィールドだが、今年は年明けから魚の気配があり雰囲気はいい。

現況は先ごろの大雪で一時食いは止まったものの、盛期はこれから。

春を待ちわびた釣り人が日に日に増えてきている。

ポイント

【1】精進橋~柿の木橋

精進橋を見る。

国道125号からすぐの場所で、駐車スペースが広い1級ポイント。

常にエサが打たれているため魚は居着いていて、アタりだしが早い。

各所に点在する既設釣り台は、トラブル防止のため乗らない方が無難。

精進橋から吐き出しにかけては断崖護岸のため、狙う場所がないに等しい。

【2】グラウンド下

グラウンド下。

北岸に数人が並べる。

背後(グラウンド脇)に車を止められるので人気は高く、常に釣り人が入っている。

例年魚が居着くポイントだが、今年は至近の根崎橋で工事をしている。

騒音などの影響が心配だ。

【3】水道管

水道管周辺。

同川を代表する1級ポイントで、駐車スペースがあり、比較的足場もいい。

川幅が微妙に変化しているのと、流れ込みなどがあるため魚が好むのだろう。

【4】小岩橋

精進橋から上流を見る。

水道管から上流の小岩橋にかけては釣り人が少なくなり、静かに狙いたい人にオススメ。

足場は少ないが、魚の気配があれば狙いたい。

水深はどこも1本強~1本半で、各橋のたもとは底の変化があり魚が好む。

車の場合、規制ではないが地元ルールで南岸は上流へ向けて、北岸は下流へ向けての一方通行となっている。

道幅は狭いので注意が必要だ。

釣り方とエサ

盛期になれば短竿でも楽しめるが、この時期は13~15尺での流心狙いが無難だ。
釣り方は底釣りオンリー。

道糸1~1.2号。

ハリス0.4~0.6号で、水深が浅いので下ハリスは40cmまで。

ハリはダンゴ鈎4~5号か、軸のしっかりした重沈鈎4~5号。

ウキはボディー10cm以上のもの。

緩やかな流れがあるので、ハリスオモリで対応するのがベスト。

しかし、日によっては流れが強い時もあるので、通し仕掛け(中・外どちらでもいい)は用意しておこう。

エサは両グルテンか、グルテンセットが基本。

両グルテンに『粒ペレSタイプ/VARIVAS』などの顆粒状のペレットをまぶすと効果がある。

水温が上がってくるとアメリカナマズが動き出すので、集魚性の高いバラケだけは注意しよう。

入釣料は無料、釣り台必携。

<週刊へらニュース APC・中村直樹/TSURINEWS編>

▼アクセス
常磐道桜土浦IC~国道125(阿見美浦バイパス)を土浦方面へ。東京医大西信号を左折して地方道34号を進み、阿見坂下三差路を左折。国道125を約700m進むと精進橋。
  

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