え!釣り物間違えた!それでも諦めず手持ちのLTでブリフィッシング!

昨年末は足しげく鳥羽のジギング船に通い、ブリ、メジロを数多く手にすることができた。それどころか某ジギング船の大会で優勝までしちゃったもんだから、年が明けても勢いは続くもんだとばかり思っていた。が、初詣のおみくじは末吉。いや待て、そんなワケないっしょ、と再び小銭をたたき込み、2度目のチャレンジで大吉を引き当てる。これで2018年も安泰だ。

この記事は『週刊つりニュース関西版』2018年1月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

ヒラメ狙いのはずが……

丸々肥えたブリたち。

青物を食べ疲れた家族の要望もあって、初釣りはイワシ泳がせで狙うヒラメ釣りにて、おみくじの吉凶を確かめることにした。

1月5日、お世話になったのは三重県鳥羽市赤崎岸壁から発着する菅島三吉丸

マダイにヒラメ、青物はもちろんメバルやガシラ、オニカサゴと、大物から小物までカバーする人気船だ。

発着場に着くと他の船のお客さんも含めて、ヒラメにしてはいささかオーバースペックなタックルを手にしている。

クーラーも全員でかい。

さすが寒の時期の大ビラメ釣り、みんな気合い入ってるな~なんて思っていると船が着岸。

船長にあいさつを済ませて割り振られた釣り座で準備を進める。

船支給の仕掛けが配られたのでパッケージを見ると、そこには「ブリ泳がせ」。
皆さんのヘビータックルもこれで合点がいった。

前日に確認を怠った私のミスだ。

私のタックルは40号負荷のムーチングロッドにミチイトPEラインの1.5号のライトタックルだが、幸いにも船長に聞くと青物ポイントでもヒラメは十分に狙えるとのこと。

青物は同船者に任せ、私は自作したヒラメ仕掛けで挑むこととした。

 

大船団の中、開始

左舷では電動リールでブリ2匹をゲット!

ほどなくポイントに到着したが、そこには超のつく大船団。

見知った遊漁船からプレジャーボートまで50隻は下らないだろう。

ブリ、メジロの集客力にあらためて驚く。

開始の合図で釣り始めるが、潮は緩く周囲の船でもサオが曲がる光景は見られない。

船長は細かく移動を繰り返しながら反応を探っていくが、マトウダイイネゴチ船中ポツリポツリと取り込まれるだけだ。

ベイト反応も少なかったためか、ここでは青物もヒラメも食いが立たず、粘る周囲をよそに船長は大きくポイントを変更する。

水深は30~40m、私は右舷胴の間に釣り座を構えていたので、操舵室の魚探を見ながら釣りができたのだが、ベイトの反応が抜群だ。

これは時合いになれば食ってくるなと思っていると、左舷で釣る鈴鹿市の藤崎さんが掛けた。

電動リールをギャンギャンうならせながら慣れた様子で取り込んだのは、7kgほどの良型ブリだ。

間を置かずして藤崎さんの友人の太田さんもサオを曲げる。

さんざん走り回って浮上したのは90cm近い極太サワラ。

時合いにしか食わないのはヒラメも同じだ。

私も集中して底付近を探るが、触ってもこない。

一方左舷の藤崎さん、太田さんコンビは二人だけ入れ食いだ。

ハマチにメジロ、私にはカスリもしなかったヒラメ、藤崎さんにいたってはブリのおかわりまで。

同船者どころか船長まで驚く圧巻のショーを見せつけられるが、私を含め他はチーンだ。

ラストにブリ?

ムーチングタイプのロッドでやり取りに大苦戦。

残り1時間を切ったが、私のイケスには海水しか入っていない。

初釣りからやらかしたかなぁと考えながらふと魚探に目をやると、中層にびっしりとベイト。

ヒラメにこだわって底付近キープを続けていたが、アタリのなさに我慢できず魔が差してしまった。

値千金のブリをゲット。

電動スローで10mほど巻き上げたところで、ロッドからテンションが抜ける。

振り返って船長に「食ったっす!」と言いつつ、食い上げのふけを取りながらアワセを入れる。

掛けてから後悔しても遅いが、ムーチングロッドはリールシートの上から曲がり、ティップは海中に突き刺さったままだ。

好きに走られヒーヒー言わされながらも何とか5分ほどで浮かせ、船長が一発でタモ入れしてくれたのは、92cm8.3kgのブリだった。

船は赤崎岸壁に戻り、ブリを無理やりクーラーに押し込んで船長や同船の方々にお礼を言う。

当日は青物狙いということでヒラメは顔を見る程度だったが、これからも潮や海況、予約状況に合わせて青物やヒラメ、根魚などを狙っていくとのこと。

私自身としてはヒラメはボウズに終わったものの、ラストにブリを釣らせていただいたので、やっぱり今年も大吉間違いなし!ってことでよろしいでしょうか……。

<週刊つりニュース関西版 APC・峯卓/TSURINEWS編>

▼この船について
三吉丸
  

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