162cm34.5kg!超特大ヒラマサを貸竿ビギナーが釣り上げた!

11月29日、冬の装いを増す玄界灘。それに伴い、海中にはジギングのターゲットとなるヒラマサも大型のベイトを求め比較的近場の人工物にスクール(群れで泳いでいる)している状況。という訳で、生粋のジギンガーをゲストに迎え、比較的大規模な人工物を2か所ピックアップし、大型のアジに付くヒラマサを求め午前6時30分に出港。

この記事は『週刊つりニュース西部版』2017年12月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー オフショア

  

魚探に期待高まる影が映し出されるも……

エリア到着後、80mの海底に沈む人工的ストラクチャーには予想通りのアジやサバの群れが居ついており、魚探に映し出される画像には明らかに大型の青物の陰が写しだされている。

しかし、スタートしてみると海底近くの流れはもちろん、全層にわたりトルクのない潮流で、ヒラマサだけに狙いを絞ったアングラーの激しいジャークも虚しく時間だけが過ぎていく。

参考タックル図。

タフなコンデションだが、この日のゲストは、大抵のアングラーなら根をあげそうなスカスカな潮流の中、私のルートフィッシィングに決して諦めることなくシャクり続け、一向に諦める気配もない。

そんなヒシヒシと伝わってくる彼らの思いに、ならばと確認の意味でも更に沖合に横たわる大規模なストラクチャーに移動を決意。

また、このエリアにおいては私自身、以前から気になっていた条件が複合したピンスポットが存在しており、以前にも大型のヒラマサが数尾ヒットした実績もあるエリアだ。

移動後は、アングラーにあらかじめ「待ちの時間があると思うが、その時を待ちます」と伝えて再度ゲーム開始。

人工物ということもあり、プレッシャーをかけないように数ポジションを入り直し、ルート上で待ち続ける事約1時間。

無風状態ということもあり、ほんの僅かな潮流が艇の航跡を変えた。

まさに今と思い、そのピンスポットに艇を回すと大きく立ち上がった青物反応の下層に、二次反射でも映し出されそうな明らかにデカい個体がポツリ。

私も少々慌てて、艇がまだ少し動いている状況ながらゲストに今すぐジグを投入するように指示!直後、とてつもない予想をはるかに超えた答えが80mの海中から返ってきた。

ビッグヒットはビギナーアングラー?!

全員ヒットした瞬間、明らかにトモでシャクっていたアングラーのロッドだけ根掛かり状態。

しかし、艇はピタリと止まった池のような状態で、締め上げたドラグがジリジリと長いストロークで引き出されている。

しかも彼だけ友人のタックルを借りたビギナーだ。

これはマズいと、2人のファイトは見送り、トモのビギナーをサポート。

経験は浅いながら、巧みにロッドを使いながら、その根掛かりのような重くストロークの長い鈍い走りに耐えていたが5分、10分とファイトタイムが経つにつれてリールも巻けなくなる状況へ。

しかし、友人2人も自らキャッチした魚をデッキに放置し、私と3人、全力で彼をサポートした。

結果、20分弱の格闘の末に海中から姿を見せたのは、海面を一面シルバーに染めるほどの想像を絶する大きな巨体。

その大きさはまさに圧巻。

もちろん、艇に積んでいる25kg秤(はかり)では全く計測不能。

急いで港に帰り、陸上で正確に検量。

34.5kgのメガマサ。
秤がとても小さく見えます……。

沖で大量の血抜きをしたが、実に34.5kg162cm度肝を抜かれるメガマサだった!

今回、私の操業するエリア、しかもジギングでモンスターをキャッチすることができたが、これは私の考えとアングラーの熱い気持ちと技術が見事にシンクロした結果と強く思う。

これからの時期、ジギングで青物を狙うには最高のシーズンに突入するが、記事の前半に記したようにヒラマサが好むアクション、ブリが大好きなピッチほかあらゆることが試せるシーズンに突入するだろう。

<週刊つりニュース西部版 APC・森下雅一/TSURINEWS編>

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