寒グレ入門者必見!タックル・釣り方・ポイントを徹底解説

これから冬を迎えるとともに、外気温が下がり水温も下がり、寒グロ(メジナ)シーズンを迎えることになる。秋グロのように簡単には釣れないが、サイズなど期待できるようになる。自己記録更新も夢ではないだろう。そこで、私なりに入門者や初級者に分かるよう解説していきたい。

この記事は『週刊つりニュース西部版』2017年12月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 磯釣り

  

寒グロ釣りのタックル

「食」も楽しみ!美味な寒グロを手に入れよう!

近年、磯では釣れる瀬や釣れる日など、釣れムラが多くなったような気がしている。

上級者や中級者なら、引き出し(釣るための技)を多く持っているため、悪条件でもターゲットであるクロを持ち帰るだろう。

だが、初心者や入門者になると難しいかもしれない。

そこで、寒グロの釣り方や習性をある程度理解してもらうと、釣果につながるのではないだろうか。

釣った寒期のクロは、身が引き締まり甘くておいしいので、ぜひとも寒グロを手にしてほしい。

参考タックル図。

【サオ】
良型を見据えて磯ザオの1.5号クラスで5.3mくらいを目安に使用したい。

子どもの場合、使いやすさを優先し3m前後のサオでもいいだろう。磯からなら、4.5mはほしいところだ

【リール】
2500番前後でレバーブレーキ付きのスピニングリールがお勧め。
寒グロでは、ぜひとも使用してほしい。

入門者なら、使いやすさ重視で普通のスピニングリール(2500番前後)の方がいいだろう。
もちろん、レバーブレーキ付きでもよい。

新規購入の場合は、奥さんと相談しトラブルがないように注意しよう。

※レバーブレーキは、不意の大物の走りを止めたり、思いがけない急な突っ込み時での体勢の立て直しなどで使用する。

あと、ドラグ調整はしておきライン切れを防ごう。

【ミチイト】
初級
クラスならナイロン2.5号がお勧め。
中級者や上級者になると1.8号、1.5号を使用する方も多い。

細イト風や潮流の影響を受けにくく、仕掛けをなじませやすいというメリットがある。

デメリットとして、瀬ズレや根掛かりで引っ張った場合に高切れ(ハリスの結び目より上から切れること)で、大切なウキなど失うこともある。

太イトは、強度はあるが仕掛けのなじみが悪く風の影響を受けやすい。

ミチイトの種類もいろいろあるが一般的には水面下を漂うサスペンドタイプが主流だろう。

ほかに水面上に浮くフロートタイプもあるが、風の影響を受けやすい。

カラーは、見やすさと好みで選ぶとよい。
※見やすいのはイエロー、オレンジ系。

ミチイトとハリスを結ぶ時は、直結スイベルを使用するかのどちらかになる。

どちらにせよ、ちゃんとした結び方があるので注意しよう (直結=電車結び、スイベル=クリンチノットなど)しっかり結んでおかないと、せっかく釣れた大物クロを仕掛けの結び目から切られて逃がす場合もあるので注意したい。

【ハリス】
実際に釣れるサイズや釣り場(状況)に合わせて選択する。

強度があり瀬に触れても擦れに強いため切れにくいフロロカーボンハリスが一般的になる。

やや硬めだが一般的に好まれて使われているようだ。

※私は、マヅメで2~3号日中1.7~2号を主に使用している。

【ハリ】
各メーカーにより形や色、号数に多少違いがある。

私が使用するハリの場合、クロ用の6号がメーンとなり状況により、大きい7号や小さい5号を使用する。

即アワセタイプから、のませタイプなど各メーカーから販売されているので、数種類は用意しておこう。

ハリスの長さは、2ヒロ(3mくらい)が一般的なので、販売されていないためハリとハリスを自分で結んでの使用になる。

結べない方ハリ結び機を購入するのもよいと思う。

【ウキ】
肝心なウキは、目移りするほど各メーカーから発売されている。

私の場合、見やすさ感度遠投性大きさなどを種類別に用意し浮力をそろえて持参している。

そして、その日の状況を見て合ったウキを選択し使用している。

エサ取りのアタリが分かったり、仕掛けの入り方まで分かるウキなどもある。
ウキは、魚を釣る中で重要な役割を果たすことも覚えておこう。

あと、ウキのサイズもさまざまで寒グロ初期は何でもよいが、低水温期では小さなアタリが分かるように感度を重視した方がよい。

ウキ下には(ハリスの結び目上)潮受けウキゴムを使用することで、仕掛けを潮流になじませたり張りをとったり、アタリを見ることもできるので使用した方がよい。

※仕掛け類は、余分に用意し持参するといざという時に助かる。

まきエサとつけエサ

防寒対策も万全に、寒期のクロ釣りに挑もう!

【まきエサ】
寒グロ釣りでは、秋グロのように簡単には浮いてこない。

上から落ちてくるエサを中層や下層で待って捕食することになるので、まきエサは全層用などの集魚材を混ぜるようにする。

活性が低くなるのでオキアミ生にアミエビを混ぜる人もいる。

量は、オキアミ生1角に集魚材1~2袋の組み合わせ半日分

2セット用意すると夕方までいけるだろう。

※私の場合、オキアミ生2角+集魚材2袋+パン粉1~2kgを用意し、2回に分けて混ぜて使用している。

【つけエサ】
メーンでオキアミ生を使用するがボイル加工エサむき身などを持参した方がよい。

私の場合、一応数種類のつけエサを持参しているがオキアミ生以外あまり使っていない。

ポイントは近場をメインに

寒初期のクロは、潮さえ流れていれば意外にどこでも釣れる。

しかし、水温が下がった場合のクロは釣れにくいようだ。
そういった場合、瀬ギワ沈瀬付近を狙ってみよう。

岩場のワレに潜んでいることが多いので、仕掛けさえなじめば期待できるだろう。
私は、あまり遠投はしないで近場をメーンで狙うようにして釣果を上げている。

同じポイントでも、満ち潮引き潮ポイントが変わることもあるので頭に入れておこう。

場所により狙うポイントはあるので、まずは釣り場周辺をよく見てみよう。

釣り方の手順

準備ができたら、最初にまきエサを多めに打ちクロにアピールしておこう。

一応、エサ取りを調べたり潮の流れ確認しておこう。

そして、先にまきエサを打ってまきエサ付近に仕掛けを投入する。
その際、イトフケに注意しながら仕掛けを流していこう。

エサ取りがいる場合は、磯ギワにまきエサを打って引き付けておこう。

最低限のイトフケだけを送り、つけエサ先行で流れて行くようにして狙いたい。

ここまできたら、あとはアタリを待ってアワせるだけとなる。

その日その時の情報を集め、楽しい釣りになるようしてもらいたい。

この釣り方で、私は親子で寒グロ釣りに行き好釣果を得ているので、皆さんも頑張ってチャレンジしてみてほしい。

最後に……

最近の状況や釣果などを聞いたりして情報収集することも好釣果につながる手だと思う。

また、仕掛けの張りは、ウキからハリまでをたるませないようにイメージしながら釣ることが大事だ。

理想通りにはいかないと思うが、頑張ってほしい。

そして、これらを参考に自分なりの釣り方で、価値ある1尾をゲットしてもらいたい。

もちろん安全第一でフローティングベストを着用し、無理のない釣行計画をたてて釣りを楽しもう。

<週刊つりニュース西部版 与田正幸/TSURINEWS編>

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