秋のアオリイカエギングは居着き個体狙い!ラン&ガンで数を狙おう

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エギ」と呼ばれる専用ルアーを使ってイカを狙うエギング。エギングではイカの王様とも評されるアオリイカがメーンターゲットとなり、秋(秋イカ)は大型の期待はできないものの、そのかわり数釣りはかなり期待できる。

この記事は『週刊つりニュース西部版』2017年10月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー エギング&イカメタル

  

秋のアオリイカタックルは軽量がオススメ

秋イカエギングタックル例。

ロッドは各社からさまざまな専用ロッドが発売されており、1万円以下のエントリーモデルも数多くある。

秋エギングのロッドの目安としては、長さは7ft後半で3.5号までのエギが扱えるものであれば十分。

シーズン問わず1本のロッドで楽しみたいという人は、8ft半ばで4号までのエギを扱えるものを選べばよい。

リールは2500番前後のスピニングリール。
値段はピンキリだが、予算に応じた価格帯のもので十分楽しむことはできる。

そのリールに巻くPEラインは0.6~0.8号を150m以上。

PEに直結するリーダーはフロロカーボンラインの2~2.5号を。
ちなみにリーダーの長さは約1.5mを目安にしよう。

エギの選択

秋イカとは一般的に春に産卵して孵化した成長過程にある仔イカがメーン。
食欲旺盛で、大きく成長するために積極的に捕食活動をする。

エギも各社から数多く発売されている。

シャローまたはスロータイプと呼ばれる沈降速度が遅いもの、ディープタイプと呼ばれる沈降速度が速いもの、ラトルが内蔵されていて音が鳴るタイプなどさまざまだが、まずはスタンダードなタイプのエギからそろえることをオススメする。

スタンダードタイプのエギの目安は、沈降速度が3.5秒/1m前後と表記されているエギのこと。

さまざまな状況にも対応することができ、エギのサイズも豊富なのでイカのサイズに合わせて使い分けることもできる。

秋は小型のイカも多いのでスタンダードタイプの2.5~3.5号をある程度そろえて、その応用としてシャローやディープタイプなど、他のタイプのエギを状況によって使い分けていくのがベストだろう。

エギングビギナーは性格の大きく異なるエギから準備しよう

エギのカラーは下地・布の組み合わせを含めると非常に豊富。
これをサイズ別にそろえていくとなると膨大な数になってしまう。

持参するエギの本数が少ないうちはなるべく似通ったカラーでそろえずに、明るい色と暗い色、下地も虹・金・赤・夜光など幅を持たせるように違いをはっきりだしてそろえておけばさまざまな状況に対応できるようになる。

定番の虹・金下地のピンクまたはオレンジをベースに、渋い状況で有効なシルエットがはっきりとでる赤下地やブラウン・グリーン系、イワシなどのナチュラル系、マヅメやナイトゲームで威力を発揮するケイムラ・夜光系のカラーをバランスよくそろえることをお勧めする。

その他にもエギの交換がスムーズに行えるスナップ類、良型を取り込む際に必要となるギャフまたはタモ、目の保護にもなり海中がより見やすくなる偏光サングラスなどもそろえることで、より快適に楽しむことができる。

ライフジャケットや磯靴も着用を心がけ安全面にも配慮しよう。

秋イカのポイントを探す

藻が密集している場所は秋イカの好ポイントだ。

秋イカは天敵となる青物などの中・大型魚から身を守るために障害物に身を潜めていることが多い。

潮の流れが緩いワンドや漁港内にあるイケス・係留船・スロープなどの障害物周りに身を潜めるように浮いているアオリイカの姿を確認できることも少なくない。

また、シモリ根やブレイクラインなどの地形変化がある場所も秋イカの代表的なポイントのひとつで、ほかにも青物が入って来られないようなシャローエリアのゴロタ場なども秋イカの好ポイントとなる。

また釣り場を訪れた際はそこにスミ跡があるか確認することも大事。

その中でもスミ跡が集中している個所があれば狙いめである。

特に初めて訪れる釣り場であれば貴重な情報源にもなるのでチェックは忘れないようにしよう。

誘い方の基本

仔イカはサイトフィッシングで釣れる。秋ならではの楽しみだ。

エギングはキャストしてエギをフォール(沈める)させた後、数回ジャーク(ロッドを上下に激しくシャクること)してエギをアクションさせてアオリイカを誘い、再びエギをフォールさせてアオリイカに抱く間を与えるというのが基本的な一連の動作となる。

まずキャストしてエギを任意の水深までフォールさせる。

エギングの場合、このときボトムまで沈めることを基本とされるが、秋イカの場合は浮いていることも多いので、必ずしもボトムまで沈める必要はない。

そして、ジャークでアオリイカにエギの存在をアピールさせる。

ジャークの方法はさまざまだが、リールを巻いてジャークした時にできる余分なイトフケを取りながら、ロッドを7~11時の角度で3~4回連続でジャークするワンピッチジャークが基本となる。

エギをアクションさせた後は、エギを最低でも5秒以上はカーブフォール(ラインを張った状態でフォールさせること)させてアオリイカからのアタリを待つ。

ここでアタリがなければ再びジャーク→カーブフォールの動作を繰り返していくが、アタリがあれば張り気味になっているラインが「ふっ……」といきなり弛んだり、反対に「ス~……」と持っていかれながら伸びていくなど何かしら反応が表れる。

イカとエギの姿を確認しながら釣る「サイトフィッシング」では、イカがしっかりとエギに抱き着いているのを確認してアワセを行う。

サイズの小さいイカの場合は身が軟らかく強くアワセてしまうと身切れしてしまうこともあるので注意が必要だ。

以上がエギングの基本的な一連の動作になるが、秋エギングは基本的に障害物などに身を寄せている居着きの個体を狙うので、1個所で粘るよりも移動を繰り返すラン&ガンスタイルの方が釣果を伸ばしやすい。

とにかくアオリイカが居そうなポイントをチェックしていき、数投して何も反応がなければ即移動。

釣果は足で稼ぐ……が、秋エギング攻略のカギだ。

<週刊つりニュース西部版 APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>

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