目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】

目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】

2日目は午前11時半ごろに台北駅から台湾新幹線(高鐵)を利用して約1時間半、台湾南部の都市・高雄へ向かった。
ちなみにこちらの写真は朝市で見かけたバラマンディ。台湾ではごく一般的な魚として親しまれている。

1日目の釣行記はこちら

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淡水の釣り 小魚釣り

高雄市の管理釣り場でバラマンディに挑む

目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】

目的地の河邊休閒釣魚池に到着。
ここではメーターオーバーのバラマンディが狙える。

入漁料が一日100元(日本円で約400円)と安いので、よく利用する管理釣り場だ。

だが、池が小さくて魚影が薄いことに加え、多くの釣り人に攻められているのでフィッシングプレッシャーは高い。

池はすり鉢型で根掛かりはほとんどないが、注意するなら中央の水車だろう。
ほとんど動くことはないが、まれに動くことも。

もし動きがあれば活性は上がるはずだ。

受付で手続きを済ませ、タックルを組み立てる。
ルアーは中華スプーン3gを選んだ。

場内には2つの池があり、水質はマッディー。

入口から向かって左側にバラマンディが狙える池(ルアーまたはエサ)、右側にティラピアなどが狙える池(エサだけ)があり、当日も多くの釣り人でにぎわっていた。

バラマンディ専用池に目をやると、現地の釣り人が生きエサのキンギョで30cmほどのバラマンディをポツポツと釣り上げていた。

早速ルアーを対岸へキャストし、タダ巻きで各レンジを一定のスピードで探っていく。

しかし魚の反応はなく、時間だけが過ぎていく。

そこでフリーフォールさせて探ってみると、着底前にバラマンディ特有のルアーがもぎ取られるようなバイトを感じてフッキング。

しかしアゴが硬かったのかスッポ抜けて痛恨のバラシ。

回収して確認すると、ハリ先はかけ、スプリットリングは伸ばされていた。

その後、水面際でメーターオーバーのバラマンディがティラピアを積極的に捕食していたので、ポップR(P-50)をキャストしてみたが、全く見向きもせず。
あえなく納竿とした。

高雄市内でティラピアをゲット

目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】後勁溪の流れ。

次に管理釣り場から徒歩30分の所にある高雄市内河川の後勁溪へ移動。
天然バラマンディティラピアを狙う。

ポイントを見渡すと、水質はステイン。
所々で何らかの魚影が水面際でベイトフィッシュを追い回している。

そこで中華スプーン3gを選んでピッチングで遠投。

着水したら水面直下を一定のスピードでタダ巻きさせて引く。
かすかなバイトを感じ、フッキングするとロッドが弧を描いた。

引きは強く左右に突っ走る。

本来なら引きを楽しみたいところだが、バラシの恐怖心から全く余裕がない。

無我夢中でリールを巻き、タイミングを見計らって抜き上げた。
キャッチしたのは25cmのティラピアだった。

目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】25cmのティラピアをゲット!

再びオニテナガエビを釣りに

目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】現地仕様のタックルセットと、釣れたオニテナガエビ。
目指せメーターオーバー!バラマンディ釣り【台湾高雄市河邊休閒釣魚池】

その後、納竿して午後8時半ごろに台北へ戻り、前日に引き続き全佳樂釣蝦場へオニテナガエビ釣りに出かけた。

入漁料は貸しザオ、エサ代込みで1時間300元から(日本円で約1200円)のこの釣り場は、サービスは良いが他の管理釣り場に比べて少し高めの価格設定。

釣り方は日本のテナガエビと同じなのだが、引きは比べものにならないくらい強く、ラインが切られることもある。

現地の仕掛けは、大きなエビバリ7号にハリス0.号の2本バリが主流。
対して私の仕掛けは、小さなエビバリ3号にハリス0.4号の1本バリ。

早速反応があり、ウキが横に走った。

しかし早アワセは禁物。

エサをハサミでつかんで移動しているだけなので、口に運ぶ兆候がウキに出るまでは慌てないこと。

聞きアワセで反応を見ると力強いキックバックを感じ、ファイト開始だ!

他の人とオマツリしないように慎重にやり取りをしてランディング。

キャッチしたのは17cmのオニテナガエビ

その後、16cm17cmを1匹ずつ追加して納竿とした。

翌日、桃園国際空港からキャセイパシフィック航空の午前便で帰路についた。

おいしいグルメや美しい場所の多い台湾。
観光ついでに釣りへ出かけてみてはいかが。

<週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介/TSURINEWS編>

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この記事は『週刊つりニュース中部版』2017年10月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。