食物連鎖の頂点を獲れ!ガツンと大物狙い落とし込み釣り【タックル編】

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北九州地方を中心に爆発的な人気を誇る「落とし込み釣り」。
ターゲットとなる魚は、海の中の頂点に立つ魚たち。総称して青物と呼ばれるヒラマサ、ブリ、カンパチといった魚に加えて、マダイやヒラメ、根魚などだ。
これらの魚が冬を越す体力をつけるためにイワシや小アジなどを追って、沖から地寄りの岩礁帯や沈船周りに集まってくる。
食べておいしく釣って面白い釣り、落とし込み釣りを今秋から始めたいと考えている読者への参考になれば幸いだ。
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この記事は『週刊つりニュース西部版』2017年9月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

  

サオは6対4か7対3がオススメ

使用するオモリは80~100号。この重さに対応できるサオで、かつイワシのアタリをとる必要がある。

まずはサオ選びから。エサとなるベイト(イワシ)も9月ではまだ10cm前後。
このサイズのベイトがハリに掛かり、ラインを通してサオ先でベイトが付いた(ハリ掛かりした)のが分かるものがベスト。

なおかつ小さなベイトが掛かったのが分かるほどの繊細さを持ちながら、本命の青物大型が食ってきても、その引きに耐えられるサオでないとこの釣りは成立しない。

この釣りで使うサオの調子は2種類。
6対4調子7対3調子だ。

さらにサオのパワーを示す表示として、軟らかいものがM硬いものがHその中間がMHで表示されている。

メインターゲットは大型青物。

それぞれ例を挙げると、6対4調子のM表示のサオのターゲットは青物のヒラマサ(ヒラゴ)1~2kg級やブリ(ヤズ~ハマチクラス)になる。

MH表示のサオは、ヒラマサ2~5kg級、マダイ4~6kg級、ヒラメならザブトン級と呼ばれるサイズだ。

H表示のサオはヒラマサ5~15kgにブリの8kg以上、マダイも8kg以上がターゲット。

なお、6対4調子のサオは魚が掛かればサオの胴から曲がってくれるため細ハリスが使え、魚の食い込みがよくて魚に違和感を与えないサオだ。

一方の7対3調子のサオは先調子のためパワーと粘りを秘めたサオだが、ベイトが掛かった時に(サオ先が硬いため)ハリからベイトが外れることがある。

ちなみに、5対5調子や8対2調子のサオは落とし込み釣りには向かないと思う。

5対5調子のサオだとベイトが掛かった時でも胴から曲がることもあり、本命のアタリが分かりにくく、また、青物が掛かった場合は反発力が弱いので魚にあしらわれてしまう。

8対2調子は反発力が強く、ベイトの掛かりが判別しにくくなる。

リールは電動でPE6号300m巻きがオススメ

パワーがありながら持ち重りしないものを選ぼう。

電動リールはPEラインの6号が300m巻けるサイズのものが一番良く、一日使っても疲れにくい重量だと思う。

具体的なサイズを挙げると、SHIMANOでは3000番、DAIWAでは500番クラスだ。

人によってはPEライン4~5号を使う人もいるが、不意の大物が襲ってきても対応ができるよう6号をおススメしたい。

特に秋のヒラマサは体力もついており、ヒットすると岩礁帯や沈船周りをかすめるように泳いで仕掛けを切ろうとする。

この時はベテランであっても対応がむずかしく、ラインを出すと上記の場所を走り回ってラインを切っていく。

なお、リールのドラグ調整は一番悩むところだが、慣れたベテランや船長にぜひ調整してもらっておきたい。

仕掛けは狙う魚によってかなり大きさが変わります

初めて落とし込み釣りに行く際、知り合いに落とし込み釣りのベテランの釣り人がいればアドバイスをもらうのが手っ取り早いのだが、もしいない場合は釣具店のスタッフや船長に相談してみよう。

一般的な仕掛けについて説明しておくが、対象となる(釣れている)青物の大きさによって仕掛けの号数も変わることを覚えておくこと。

仮に船長が「今(9月)の時期、青物はまだ小さい」と言うのであれば仕掛けのサイズは7~10号を準備するといい。

青物が大きくなってくると仕掛けも太くなり、12号、14号、16号と大きくなっていく。

もちろん仕掛けは予備を含めて最低でも各号5~6セットは準備しておきたい。

これは釣っている最中に他の釣り人の仕掛けと絡むことが多々あるためだ。

ぜひ、釣行の際は利用する船に青物がどのくらいの大きさになっているかを確認して行くといいだろう。

オモリは水深によって号数が違ってくるが、浅い釣り場(水深50~60m)では80号くらいだ。

水深が80m以上になってくると100号を使う。オモリの号数を統一する船は多い。

これは釣り人同士のオマツリ(仕掛け同士が絡むこと)防止のためなので指示に従うこと。

<週刊つりニュース西部版 APC・飛高宏佳/TSURINEWS編>

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TSURINEWS編集部

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