夏の夜の海にヌルリと蠢く長いヤツ。アナゴの投釣り!【釣り方編】

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いよいよ夏本番。子どもたちは、待ちに待った夏休みだ。
そこで今回は日中の暑さを避けて過ごしやすい夜に楽しめる、陸っぱりからのアナゴ釣りをピックアップ
解説は週刊つりニュース関西版APCの松村計吾さん。
ポイント選びからタックルまで分かりやすく解説してもらったので、ぜひファミリーや仲間と楽しんでほしい

タックル編はこちら

この記事は『週刊つりニュース関西版』2017年7月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り 投釣り

  

釣り方

アコウなどうれしい外道もヒットする。

アナゴを釣る時間帯は、日暮れ以降
その時間帯になると巣穴から出てきて、活発にエサを求めてウロウロする。
そのため、エサ場となる海底があればどこでも釣れると言っていい。

チョイ投げで手軽に釣りやすいのは少し水深のある港湾部や漁港波止の内向き護岸
足元に捨て石が入っているような場所も、アナゴのエサとなる甲殻類などが多く潜むため、エサを求めて石の間をウロウロする。

仕掛けの投入は遠、中、近と投げ分けるのが定番だが、「遠投=できるだけ遠く」ではなく、捨て石の先くらい。
ちょうど、捨て石が切れてその先が泥底になっているような場所は、捨て石沿いにエサを探すようだ。

また、捨て石の上や、石の隙間なども狙い目。
ということは必然的に足元の護岸際もいいポイントになる。

遠投する必要なし

場所によりキスも期待大。

つまり、投げる距離は10m、3m、サオ下……という本当に近投での釣りがメーンとなる。
アタリが出なければ徐々に探る範囲を広げていくといいだろう。

アタリは、最初にコツンと小さな反応が出る場合が多い。
そのまま放っておくと一気にサオ先を舞い込ませるが、そこでサオを手に取ってアワせると掛からないことが多い。

最初のアタリが出た時点でサオを手にしてラインを張ってみる
ゴツゴツとエサをかむ感触が伝わったり、スーッと引っ張られたり、時には手前に寄ってきてイトがふけることも。

アワセ方

アナゴだけでなく、細長い魚の難問「仕掛けぐちゃぐちゃ問題」もアワセ方である程度は回避できる。

引っ張られたら、少し穂先で付いていき送り込んだあとでアワせてやると掛かる確率が一気にアップする。

そのタイミングで掛けていくと、アナゴがグルグル回って仕掛けがグチャグチャに絡まる……なんて事態はほぼ解消され、結局手返しがよくなる。

アナゴは日暮れから少しすると一気に食いが立ち、その後夜が遅くなるにつれ食いが落ち着く傾向にある。

よくあるパターンとしては、日が暮れるといきなりガシラの入れ食いモードが30分ほど続き、それが終わるとようやくアナゴが時合いに突入する。
食いが立った時には3本ほどサオを出していると、1人で面倒を見きれないくらいあちらでもこちらでもアタリが出る。

釣り上げたアナゴはしっかりとタオルでつかみ、ハリを素早く外してやればグネグネと暴れて手に負えない……なんてことも少なくなるので、手際よく釣っていこう。

この夏、蒲焼きに素焼きに、煮アナゴなど、暑さを乗り切る絶品料理を自分の釣ったアナゴでたらふく楽しもう!

釣れたアナゴを美味しくいただこう!アナゴの捌き方

1.用意するもの上から目打ち、ウナギ裂き(包丁)アナゴ。
2.アナゴの頭を右にし、背を手前に向けて目打ちを打ってアナゴを固定する。
3.エラの後ろに切り込みを入れ、そこに包丁の切っ先を入れる。
4.尾に向かって腹の皮一枚を残すように裂く。
5.内臓をはずす。
6.中骨の下に包丁の刃先を入れ、包丁を寝かせ気味に身を削らないよう切りとっていく。
7.最後に頭を落とし、ヒレをはずしたらできあがり!
ふっくら軟らかな煮アナゴは絶品!

編集部注:アナゴは血液と粘液に微弱なタンパク毒を含みます。必ず加熱してご賞味ください。

この記事を書いたライター

TSURINEWS編集部

TSURINEWS編集部

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