紀州釣りのダンゴを自作してみよう。基本的な素材で作る簡単な紀州ダンゴ

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和歌山のチヌクロダイ)釣りでメジャーな「ダンゴ」を使う「紀州釣り」。
今ではダンゴ材も市販品が数多く発売され、お手軽にダンゴが作れるのでとても便利。
とはいえダンゴは元々自分で作るもの。
自作ダンゴで釣ったチヌは、本当の意味で自分で考えて釣ったという達成感を得ることができます。
状況に合わせて攻め方を変えられるのが自作ダンゴの魅力。
まずはヌカをメーンに用いた、基本的なダンゴの作り方をご紹介いたします。

辻村 裕紀 辻村 裕紀

海釣り 堤防釣り

  

自作ダンゴのメリットとは

チヌがエサをついばみやすいよう調整していくのが紀州ダンゴの基本。

市販のダンゴ材を使えば、アミエビを加えるだけで簡単に作れてしまう紀州ダンゴですが、材料調達の手間をかけてまで自作のダンゴを作るメリットとは何なのでしょうか?私なりの考えを挙げてみました。

【1】各材料を配合する比率を変えることで、様々な状況に対応できる。
【2】市販のダンゴ材を使うよりもエサ代が安く済む。
【3】自作のダンゴで釣ったほうが楽しい。

といった点が挙げられます。

【1】が最も重要な点で、釣り場の環境季節魚の活性などによって最適なダンゴは違ってきます自作のダンゴでは各配合を自在に変えることができるため、市販のダンゴ材に比べて有利であるといえます。

【2】については自作ダンゴのメインとなるヌカが非常に安いということもあり、私の場合、1日に使う量のダンゴは1500円程で作ることができます。

【3】については人によりけりな面もありますが、状況に合わせて自分で考えて作ったダンゴで釣った時の嬉しさは何物にも代えがたいものがあります。皆さんにも是非この気持ちを体感していただきたいです。

自作ダンゴに必要なもの

紀州釣りのダンゴは実にシンプルです。釣具店以外のところで安く入手できるものも多いです。

【1】ヌカ
【2】
【3】細びきサナギ(荒びきでも可)
【4】アミエビ
【5】押しムギ

ここで注意していただきたいのがサナギ粉です。

地域によっては荒びきしか取り扱いがない店舗も多いため、荒びきでも可としていますが、できれば細びきを使っていただきたいです。

細びきのほうがダンゴがまとまりやすいため、特に初心者の方はこちらをお勧めします。砂については砂浜から入手していただければいいでしょう。

基本的なダンゴの配合

慣れてくると水深、魚の活性などに応じて変えていくほうがいいのですが、ここではいつでも使える基本的な配合を紹介したいと思います。

体積比で以下のようになります。

ヌカ:3
砂:1
サナギ粉:1
アミエビ:0.5
押しムギ:適量(写真参照)

実際の作り方は、まず、サナギ粉アミエビを混ぜ合わせます。
均一に、そしてアミエビの原型がなくなるくらいよく混ぜてください。ここでヌカを入れないのはサナギ粉に効率良く水分を吸収させるためです。

まず砂、サナギ粉、アミエビから。

次にヌカを加え、よく混ぜます。
量が多いと大変ですが、必ず均一になるまでよく混ぜてください。
均一になっていないと、握ったときに亀裂が入りやすくなります。

ヌカを投入してよく混ぜます。

最後に押しムギを入れ、混ぜて完成です。
押し麦の量は、あまりに多過ぎなければ神経質になる必要はありません。
混ぜ終わった状態で写真と同じくらい見えていればいいでしょう。
目安としてはバッカン半分に対して100cc前後です。

押しムギを適量投入。

上記の配合で作って、水分が少な過ぎて握れない場合少しずつ海水を足してください。ただし、水分を多くすると、割れにくくなるため注意が必要です。

着底してから1分ほどで割れるダンゴが理想的です。

よく混ぜて完成!

1日に使う量の目安

1日の使用量の目安ですが、おおよそヌカ5kgサナギ粉2kg入りの徳用を1袋アミエビ2kgは保険で5Lほどあれば少し余るくらいになるでしょう。

押しムギは少ししか使いませんので、1度買えば数回使えるはずです。

自作ダンゴの作り方は以上となります。
ダンゴ作りに挑戦される方の参考になれば幸いです。

この記事を書いたライター

辻村 裕紀

辻村 裕紀

紀州釣り、ヘラ釣り、ヤエン、エギングをメインに四季折々の釣りを楽しんでいます。渋い釣りが多いですが、まだまだ若手の22歳です。エサ釣り、ルアー釣り問わず幅広い情報を発信できればと思います。