アジングで気軽に始められるソルトルアーフィッシング♪

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日本人にとって最もなじみ深い魚の1つとして挙げられるアジ。
誰にでも簡単にエントリーできる近場の漁港で狙えるので、サビキ釣りなどでは小さな子どもからお年寄りにかけて最も多くの人から対象魚として親しまれている。
近年ではこのアジをルアーで狙う「アジング」が流行しており、ソルトルアー初心者の入門にもうってつけ。今回はそんなアジングについて解説していこう。

この記事は『週刊つりニュース西部版』2017年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー ショア

  

仕掛けはシンプルなジグヘッドのみ

【ロッド】……選ぶ基準だが、まずどの釣り方でアジングを楽しむかで分かれてくる。
例えば、ジグヘッドとワームで狙う、いわゆる「ジグ単」といわれる釣り方では、1g前後の軽量ルアーでもストレスなくキャストすることができる6フィート半ばの操作性と感度が良いロッドが向いており、遠投したいときなどによく使う中通しオモリを使用する「キャロライナリグ」などでは、10g程度の重めのリグ(仕掛け)でもしっかりとキャストすることができる7フィート前後のものが向いている。

つまり仕掛けや釣り方によってロッドに求められる性能が変わってくるので、自身がよく行く釣り場などの特徴を踏まえ、それに合ったロッドを釣具店などで相談して決めるとよいと思う。

【リール】……アジングロッドは非常に軽量な作りとなっているのでリールが大き過ぎると、ロッドとのバランスが崩れてしまい、アジングにおいては細かいロッド操作が要求されることもあるので、リール(スピニング)の番手は1000~2000番を選ぼう。

【ライン】……アジングにおけるラインの選択肢としては、PE・フロロカーボン・ポリエステルの素材別に3種類あるが、PEラインは他2種類と比べると直線強度に優れているが、比重が軽いため風などの影響を受けやすく、軽量のリグを扱うアジングにおいてはライントラブルのリスクも高まるので、扱いには慣れが必要となる。

最近使用する人も多くなっているポリエステルは、張りがあり感度があるためアジの小さなアタリも取りやすく、アジングに特化したラインであるものの、瞬間的な衝撃には弱くラインに粘りがないので、ラインブレイクが多発しやすいという欠点があり、PEライン同様使いこなすには多少の慣れが必要となるため、ビギナーの人にはフロロカーボン(ライン強度は2~4ポンド程度)をお勧めする。

【リグ】……アジングで使用する主なリグはジグヘッドリグ(ジグヘッド単体=ジグ単)となる。近年では各メーカーからアジング専用とうたわれているジグヘッドがリリースされている。

どれを選ぶかは各個人の好みによるが、ジグヘッドのウエイトは釣り場の水深に合わせて0.6~3g前後を選ぶ。

重い方が操作性は上がるが、軽い方が釣果は上がりやすく、釣り場の水深や潮の流れなどでジグヘッドの重さを選ぶとよい。

また、アジングにおいてはシビアな状況であれば、コンマ数グラムで大きく釣果は変わってくることも多いので、なるべく細かくウエイトはそろえておいた方がいいだろう。

【ワーム】……ワームは2~3インチのストレートタイプのものがよい。
ワームは長い方がアピール力もあり、比較的良型もヒットしやすくなるが、小型が多いときやアジの活性が低いときなどは短い方が食い込みが良くなる。

ちなみにカラーは、最初に選ぶとするならクリア系のものが無難。

ほかにもキャロライナリグならば3~10g前後の専用シンカー、マヅメ時に有効となるメタルジグなら3~10g程度のものがあれば、ひと通りの状況においてアジングを楽しむことができるだろう。

いずれにせよ使用するロッドのスペックによって扱いやすいリグ、ウエイトが左右されてくるので、お手持ちのロッドのスペックを確認してから使用リグを決めよう。

近場の漁港など常夜灯周りが定番

アジングの主なポイントとなるのが、漁港や河口域となる。
ただ、漁港とひと言でいってもどこでもよいというわけではない。

一番分かりやすいポイント選択の基準として挙げられるのが常夜灯の明かりが照らされている所。

常夜灯周りはプランクトンや小魚が集まってきやすく、それらを捕食しにアジも集まり、ナイトゲームがメーンとなるアジングでは、アングラーにとっても釣りがしやすいのでアジングの定番ポイントとなっている。

ほかにも、潮通しの良いポイントや河口域、漁港内のスロープやミオ筋など地形変化に富んでいる場所もアジにとっては絶好のエサ場となり、これらの条件を満たしているほどアジのいる可能性は高い。

TSURINEWS編集部注: 漁港内でも係船ロープ周りでの釣りはやめましょう。

しかし、アジはあくまで回遊魚であるため、一定のポイントに居座り続けるという魚ではない。

一般的に釣れるといわれる釣り場でも、季節や時間帯などのタイミング次第では、釣れるときと釣れないときのムラが大きいので、今どこの釣り場が釣れているかなどの情報をしっかりと収集してから釣りに臨むとよい。

夜は思わぬ大型がヒットすることも。

 

アジングの釣り方

最後に釣り方となるが、基本的な釣り方となるジグ単では1~2g程度のジグヘッドとストレートワームをセットし、狙いの水深までリグを沈め、リトリーブの間に「チョンチョン」と、軽く上方向にトゥイッチを入れてからフォールで食わせるというのが基本的な釣り方であるが、その日の状況次第で、ただ巻きの方に反応が良かったり、トゥイッチの回数や強さなどで反応が顕著に変わってくる。

また、使用するリグの重さや、ワームの種類・カラーなどでも隣の人は10尾釣っているのに自分は1尾のみ……という具合で釣果は大きく左右されるので、その日の状況に合った誘いを見つけることが重要だ。

アジのバイトは非常に弱く分かりづらい。
フォール中はロッドを10時くらいの位置に構えて、ラインを張らず緩めずの状態でリグをフォールさせ、小さなアタリを捉えられるよう手先に神経を集中させてバイトを待とう。

そして、アジがバイトしてきたら瞬間的に軽くアワセを入れる。

アジの口は軟らかいので、アワセを大きく入れ過ぎてしまうと、バラシに繋がるので強いアワセは不要。

ファイト中も強引にリールを巻くことはせず、抵抗するアジをいなすようにして身切れによるバラシを防ぐ。

足元まで寄せてもランディングに戸惑っていると水面でアジが暴れて、そこでバラしてしまうことも多いので、魚を足元まで寄せたらそのまま一気に抜き上げてしまおう。

数多くいる釣り魚種の中でアジは最も手軽に狙うことができるターゲットだが、意外と奥が深く、ゲーム性も高い。
その時その時の状況次第でアクション、レンジ(タナ)、リグなどに工夫を凝らしてアジングゲームを楽しもう。

<週刊つりニュース西部版 APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>

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