5月開幕絶好期!福井県鷹巣沖マダイの完全フカセ釣り【概要編】

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北陸地方は長かった冬が終わると、いよいよ春の乗っ込みマダイのトップシーズンが開幕する。5月1日には日本海屈指のマダイ宝庫と知られる福井県・越前町の鷹巣沖が解禁日を迎える。鷹巣沖といえば大勢のアングラーが完全フカセ釣りで訪れる有名な漁場だ。今回は鷹巣沖のマダイ釣りのだいご味を堪能できる、完全フカセ釣りを紹介したい。狙うは乗っ込みの大型マダイだ!

この記事は『週刊つりニュース中部版』2017年4月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

  

日本海屈指のマダイの好ポイント鷹巣沖


自己記録更新の大チャンス!

毎年深場で越冬した魚が、水温上昇とともに産卵のため浅場へ移動する「乗っ込み」。
沖釣りアングラーの間で人気の高いターゲットは魚の王様と呼ばれるマダイだが、これから乗っ込みを迎える。

2017年は4月に入って、日中の気温が一気に上昇した。
それに伴い海水温の上昇が早くなれば、マダイの乗っ込みは早いかもしれない。
鷹巣沖では解禁日からサオが満月になり、至福の時間が訪れることだろう。

鷹巣沖は福井県越前町にあり、北に位置する九頭竜川から多くの栄養素が流れ込み、さまざまな魚が生息している。
その沖合いにマダイが産卵するエリアがあり、そこが好ポイントなのだ。
このエリアでの完全フカセ釣りなら、簡単に大型マダイが仕留められるので記録更新も夢ではない。
鷹巣沖は和布(めら)港から10分ほどの近場で、水深は25~50mほどの浅場になる。

完全フカセ釣法とは

鷹巣沖のマダイ釣りは完全フカセ釣法がメーンとなる。
船長が魚探で魚影を見つけ、アンカーを入れてのカカリ釣りだ。
船上からパラパラとマキエのオキアミをまき、潮の流れに仕掛けを乗せてマダイを狙う釣法だ。

オモリは使わず潮の流れに合わせて、サルカンやハリ、サシエの重さだけで流していき、マダイのタナを探し当てて釣る。
潮の流れが緩いときは、6~8号の発泡ウキをサルカンの上に付けて、潮の抵抗を受けさせて仕掛けを流していく。
完全に潮が止まったとき、また潮の流れによって完全フカセ釣りができない場合は、テンビンフカセなどで狙うことになる。
これらの仕掛けは予備として持参した方がいいだろう。

完全フカセはヒットゾーンさえ見つかれば、簡単に大型マダイを釣り上げることが可能だから面白くて楽しい。
しかも浅場で大型がヒットするので、強烈な三段引きを十分堪能できる。
完全フカセのだいご味はマダイがヒットすれば勢いよくラインが飛び出し、スプールが回転音を発する。
この瞬間がたまらないのだ。
さらにマダイの豪引がダイレクトに伝わる。
鷹巣沖の魅力は、何といってもマダイを仕留められる確率が高いことだ。

乗っ込みマダイの引きは強烈。

完全フカセ釣りのタックル

完全フカセ釣りは潮の流れに乗せて仕掛けを流す釣法なので、ロッドは外ガイドでオモリ負荷30~50号、長さは3m前後の胴調子のサオを推奨したい。
リールはフロロカーボンラインの6~7号が、最低300m巻けるクラスがベスト。

浅場なら手巻きリールでもいいが、潮の流れ具合で100m以上も流す場合も多々ある。
仕掛け回収の時間ロスを考えれば、電動リールを推奨したい。

鷹巣沖では完全フカセ対応の電動リールを使うことが多いようだ。
その理由はマダイがヒットした場合、ラインのトラブルが少ない利点がある。

ラインは完全フカセ釣りに適したフロロ6~7号で、300mは必要だろう。
ライントラブルで少々の高切れしても何ら支障はない。
PEラインは水切れが悪くイトフケも多いため、アタリがはっきり出ないので不向きだ。

完全フカセ釣りの仕掛け

仕掛けだが、ハリスは5~6号で長さは8~10m。
ハリはマダイバリ9~12号、伊勢尼10~12号の2本バリが基本だ。
手慣れたアングラーなら3本バリでも支障はないが、マキエと同調させるには少し難がある。

完全フカセ釣りで一番重要なのは、マキエとサシエの同調だ。
サルカンはできるだけ小さい方がいい。
大きなサルカンとハリの重さが加われば、マキエと同調しないはずだ。

その対策の1つとして、潮流に関係なく発泡ウキの使用も考慮したい。
同船者とラインや仕掛けが同じであれば、マダイのヒット距離がいち早く探れる。
できれば乗船者と同じ仕掛けを使うことをお勧めしたい。

<週刊つりニュース中部版 鈴木利夫/TSURINEWS編>

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