タイラバ&キャスティング釣行:63cm大ダイ登場!【鹿児島県・錦江湾】

タイラバ&キャスティング釣行:63cm大ダイ登場!【鹿児島県・錦江湾】

錦江湾(鹿児島湾)もいろんな場所で大ダイを見るようになった。4月22日は、手軽に多彩なターゲットを狙えるタイラバで、湾に入ってきた大ダイを釣りに行った。

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ソルトルアー オフショア

まずはタイラバタックルで

タイラバ&キャスティング釣行:63cm大ダイ登場!【鹿児島県・錦江湾】夏の錦江湾は盛り上がりをみせている。

今回は人気の遊漁船・海鱗で挑戦。

船長の話では「マダイは日ムラがあり、特に朝マヅメの時間帯に集中してアタっているため、午前中が勝負だろう」とのこと。

当日は風があまり吹かない予報であったため、通常のタイラバタックルに加え、キャスティングで狙えるタックルを用意した。

タイラバ&キャスティング釣行:63cm大ダイ登場!【鹿児島県・錦江湾】参考タックル図。

午前6時に出港。

釣り場まで30分ほど船に揺られ、その間にタックルを準備。

最初は水深70m前後を探るとのことで、タイラバ60gのヘッドがオレンジ、ネクタイはオレンジと金テープのものをセットした。

釣り場に到着し、船長の合図で一斉に開始。

タイラバが着底し、巻きに入るとすぐにコツンという小さいアタリ。

しかし、食い込むまでには至らない。

落とし直して再度巻きに入るとアタリ。

しかし、またも食い込まない。

そこでハリにワームを付けてみるが、今度はアタリがなくなってしまった……。

そうこうしていると、隣で釣っていた人が40cmほどのマダイを釣り上げた!

タイラバのカラーを変更してみる。

風がほとんどなく、潮もあまり流れていないため45gで、オレンジのヘッドに赤・黒のネクタイにチェンジ。

そして、あえてリールのドラグをゆるゆるにしてみると、答えはすぐに出た!

2度目の着底から巻きに入ると、ロッドのティップがジワーッと押さえ込まれた。

ドラグを緩めているため、先ほどよりも抵抗なく食わせられるはずである。

そのままロッドを下げていきながらリールを巻き続けると、さらにロッドが押さえ込まれた!このタイミングでドラグを少し締めながらアワセを入れると「ジーッ!」とドラグが鳴り、マダイの走りを受け止めた。

タイラバの一番楽しい瞬間である。

あまり大きくはないが、小気味よい引きで上がってきたのは40cmのマダイだった。

キャスティングタックルで狙う

その後は風が完全に止まり、キャスティングタックルで狙ってみることにした。

ジグ40gをセットし、潮上へフルキャスト。

着底後、リール20回転分ほど巻き上げて再度落とす。

この一連の流れを繰り返していると、ゴンッというアタリ。

しかしその後が続かず、一度落とし直してみると着底から5回転目で再びゴンッというアタリ。

ロッドを通して魚が反転する様子が伝わり、アワセを入れると同時にドラグが「ジィー!」と鳴り、強烈な走りを見せる!

しばらく走らせた後、ポンピングしながらゆっくり寄せにかかると、グンッグンッという首振りが伝わってきた!マダイと確信し、ハリ外れに気を付けながら慎重に寄せる。

タイラバ&キャスティング釣行:63cm大ダイ登場!【鹿児島県・錦江湾】63cmを仕留めた!

水面下にピンクの魚体が見え、船長にタモ入れしてもらうと、63cmのきれいなメスのマダイだった!

その後は潮も止まってしまい、釣れてくるのはタマガシラや小さなイトヨリのみ。

時間がすぎ、いろいろな場所を探るも、オオモンハタを1尾追加して納竿となった。

釣れない時間帯にさまざまな場所を走り回ってくれ、タックルのアドバイスも細かくしてくれた船長に感謝の釣行となった。

今後は夏場のロックフィッシュタチウオなどで盛り上がってくる錦江湾に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

<週刊つりニュース西部版 APC・西翔立/TSURINEWS編>

 

▼この釣り場について
海鱗
この記事は『週刊つりニュース西部版』2018年5月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。