今週の関東ヘラブナ推薦釣り場【静岡県・城池】

静岡県伊豆の国市にある城池が宙釣りの絶好機を迎えている。エン堤の宙釣りでは軒並み尺半クラスが顔を出し、まだまだそれでも小さいと常連は話すほど。水温の上昇と共に水草が増えて入釣ポイントは限定されてしまうが、広いエン堤なら混雑感なく釣りができる。足場はよく駐車場からも近いので高齢の人でも安心して釣りが楽しめるだろう。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

概況

かつての北条早雲居韮山城堀の一部を改修してできた親水公園、それが城池だ。

近くには大河ドラマ・篤姫の撮影に使われた江川邸や、世界遺産(明治日本の産業革命遺産)の韮山反射炉などがある。

池の周囲には遊歩道があり春にはサクラの花見客でにぎわう。

4月23日の取材日前日に、2回目の乗っ込みが終わったばかり。

今後は降雨など急な増水などをきっかけにして、小規模なハタキが6月くらいまで続くと予想される。

ただの公園池などとあなどってはいけない。

乗っ込み初期段階でよく48~50cmクラスが釣れ、過去には50cm超も複数枚現認されている。

しかし、今年はまだそのクラスは釣れていない。

常連は「春に浅場の底釣りで出ない年は、5~7月の宙釣りで出ることが多い」と話している。

つまり、チャンスはこれから。

47cmクラスまでならすでに複数枚出ているし、尺半級までなら数えきれない。

取材時も並びで尺半クラスが3枚前後出ていた。

常連が釣った尺半。

水位は満水。

水草が伸び始めエン堤以外のポイントだと、今後は藻刈り鎌などの装備がないと釣りがしづらい。

ポイント

野鳥観察小屋周辺。

浅場の底釣りをしたいなら野鳥観察小屋周辺がオススメだが、水草がジャマで釣りづらい。

今後はますます草の量が増えるので、藻刈り鎌などでポイント整備をしないと釣りにならない。

その点、エン堤は一部を除けば水草もなく簡単に釣りを始められる。

エン堤。

常連の多くもエン堤に入るのでエサ打ち回数が多く魚は寄っている。

雰囲気重視なら観察小屋周辺だが、釣りたいなら素直にエン堤に入った方が無難だろう。

そのエン堤だが、オーバーフロー周辺(西寄り)だけが斜め護岸で、それ以外はすべて階段護岸となっている。

入釣のしやすさでは断然後者だが、第一駐車場から近いためか常連の多くは斜め護岸に入る。

水深はエン堤の中央付近で竿15尺なら2本半前後。

西寄りはやや浅い。

さらに、エン堤の両サイドには水草はあるが手前にはないので、宙釣りのシーズンになると水草との境界線付近を狙うパターンになる。

水草の位置と狙うタナにもよるが、竿13~18尺で草の際にウキを立たせることが可能だ。

逆に、エン堤中央付近に水草はない。

草にジャマされずに長竿を振りたいのなら中央~東寄りがいいだろう。

釣り方とエサ

水深があるエン堤に入るなら釣り方は宙釣りがメーン。

底釣りはマブナだらけで勧められない。

沖に生えている水草の位置にもよるが竿は10~15尺が標準で、朝夕のまづめ時は魚が接岸傾向になり短い竿でも釣れやすくなる。

エサ使いはウドンセットが定番。

ウドンセットのタックルとエサ例。

タナはカッツケ~1本半。

水草に近いほどブルーギルの攻撃は増えるが、本命が寄ってくれば気にならない。

両ダンゴでも狙えるがかなりエサ慣れした魚たちなので、アタリをだせても空ツンに悩まされることが多い。

ブルーギルが少ないエリア(水草が周囲にない所)なら、カラツン対策でトロ巻きセットや両グルテンなども面白い。

両者ともジャミの攻撃には弱点を抱えるエサ使いではある。

しかし取材に筆者は水草のないエン堤中央付近に入り両グルで狙ったが、アタりだしこそ遅かったものの動き始めればウドンセットと変わらぬペースでアタリをだすことができた。

両グルテンのタックル例。

両ダンゴでカラツンが酷い時などに試してみる価値はあるだろう。

エン堤で底釣りをするなら、エサは集魚剤の入っていない両グルテンか両マッシュがいいだろう。

大き目のハリ〈最低でも15号以上)を使い、ジャミに突かれてもウキが動かないセッティングにして狙えば、あるいは宙釣り並みの大型が顔を出すかもしれない。

ただし白エサであってもマブナの攻撃は避けられない。

これをガマンできるかが底釣りのキーポイントだ。

▼この釣り場について
入釣料……無料
釣り台必携。
エン堤以外に入る場合は藻刈り鎌と長靴があると便利。
新東名高速長泉沼津IC~国道1号伊豆縦貫道経由で国道136号へ。国道136号大場川南信号を左折して八坂神社信号も左折。県立韮山高校を右に見て細い路地を進み、長沢理髪店の先を右折で城池第一駐車場。
この記事は『週刊へらニュース』2018年5月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
  

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