船釣りで狙う春カワハギ。28cmの良型も登場!【和歌山県由良・尾張屋】

 一時、近年にないほど水温が下がっていた中紀・日ノ岬沖もようやく水温上昇が始まり、カワハギの食いが本格化してきた。このエリアでは産卵を控えた春のカワハギ釣りが絶好期を迎え、資源保護のために釣りを終了する5月中旬~末(船により違う)までが「癒しの釣り」となる。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

スタートから船中活況

4月17日は中紀・由良糸谷尾張屋で出船。7時に出港し、日ノ岬沖水深40~45mラインへは30分ほどの航程だ。

微風で波も小さくカワハギ釣り日和……だが、ポイント周辺は海の色が違う。

一帯が白っぽい濁りで覆われている。

松下船長いわく「おそらく日高川の濁りが上り潮に乗って上がってきたもの」。

状況が心配だったが、開始直後に右舷ミヨシの南村さんがサオを曲げた。

1投目、それもオモリが着底して20秒も経っていない。続けて左舷トモの大坪さんも続いた。

参考タックル図。

さて、今回はオーナーばり渾身のカワハギアイテム誇高カワハギシリーズを使ってみようと、日ノ岬沖に合いそうな『誇高カワハギ仕掛(早掛け)/OWNER』に、かえバリは『誇高カワハギ早掛/OWNER』6.5号と7号をセットした。 

大きく誘い上げて、揺らしながら上での誘いを重点的に……。

その後ゆっくりと再び着底させてからのゼロテンションで待つ。

が、アタらない。

アタらなければもっと仕掛けを動かして周辺にいるカワハギにアピールだ。

その甲斐あって、2投目に誘いの後の着底すぐ、モゾッとした感触が手元に伝わった。

反射的にアワせると、かなりの重量感で、ドンッドンッと心地いいカワハギの引きが伝わってきた。

強烈な引きをかわしながらゆっくりと浮かせると、でっぷりと肥えた27、28cmのカワハギだ。

28cmの大型カワハギに頬が緩む。

さらに同じ釣り方で数匹追加。船がポイントを通過したのか、船長から「船を付けなおすので上げて下さい」の合図。

2、3匹を釣ってよろこんでいたら、周囲もけっこう釣っている。こりゃ、負けられん!

アサリのむき身にアミノ酸を振りかけたエサ。

カワハギはけっこう、ピンポイントに集まっているようで、潮先のトモでサオが曲がれば、徐々にミヨシにいる私へアタリが近づいてくる。

そのタイミングでしっかりとエサをアピール。

潮変わりで誘い方を変更

当日のサオ頭は大坪さんでカワハギ25cm頭に19匹。

途中、潮が下りにかわると、北側から冷たい水が入ってきたのか、一気に食い方がかわった。

誘いは大人しく、待ちのタイミングを長く取るといきなり食いアタリが出る。

今回使用した誇高カワハギは早掛タイプだが、ごくごく小さなアタリを掛けていく釣りのほか、ジッと我慢の「待ちの釣り」でも、一気に食い込んでくれるようだ。

何よりありがたいのは、バラシがかなり少ないこと。

おそらくはフックの角張った形状が、カワハギの口や歯からのすっぽ抜けを防いでくれるのだろう。

もちろん、フッ素加工なので、刺さりは文句なし!

カワハギ釣り師はまさに多種多様なフックを持参し、交換しつつその時々でカワハギの食い方に合ったハリを探し出す。

いわゆるハゲバリタイプが基本となるが、誇高カワハギはキツネ型を改良した「オールマイティ」なフックで、中層、ゼロテン、ハワセ……と様々なシーンでヒットに持ち込むことができた。

春カワハギはもちろん、今年も秋から始まるシーズンに向けて、皆さんもコマの1つとして持参してみてはいかが。

<週刊つりニュース関西版 APC・松村計吾/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
尾張屋
この記事は『週刊つりニュース関西版』2018年4月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。
  

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